エレガンスドパリ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ブリックスアンドモルタルはBCターフ、アーリントンミリオン等、北米G1で5勝を挙げ、米年度代表馬に選出された名馬です。2020年に本邦で種牡馬入りし、初年度産駒から、アンモシエラ（JBCレディスクラシック、羽田盃2着、東京ダービー3着）、イーグルノワール（兵庫ジュニアGP、全日本2歳優駿2着）、ゴンバデカーブース（サウジアラビアロイヤルC）等、芝ダート両方の活躍馬を輩出しています。

母系を見ますと、母マキシマムドパリは愛知杯G3、マーメイドG3のJRA重賞を２勝、秋華賞G1で３着の成績を残す名牝。祖母マドモアゼルドパリは特別を含む6勝、近親にはキンショーユキヒメ（福島牝馬Ｓ）やハシッテホシーノ（フローラＳ3着）、ブラックカフェ（JRA6勝）、アオイクレアトール（JRA4勝）等、活躍馬を多数出している牝系の出身です。本馬の全兄アスクカムオンモアは本年5月の府中ステークス（3勝クラス・芝2000ｍ）で4勝目を挙げオープン入りを果たしています。

本馬はここまで３戦しましたが、勝負所に入ってもギアが上がらず直線で脚を伸ばすことが出来ませんでした。また、小柄な馬体を少しでも膨らませられるように調整を進めてきましたが、なかなか結果を残すことが出来ませんでした。これまでの競走戦績からJRA続戦を断念し、この度のオークションに上場させて頂くことに致しました。JRAでは勝ち切ることが出来ませんでしたが、メンバーが比較的恵まれる地方競馬への移籍をきっかけに、活躍出来る可能性は秘めていると思います。また、血統背景からは将来的には繁殖牝馬としてもご一考頂ければと思います。
なお、蹄鉄を打ち替えるときにうるさい面があり、外厩では鎮静を使う事もあるそうです。
その他に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、上記を十分にご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握、およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願い申し上げます。


※全身に皮膚病が見受けられます。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
6月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）