ナムラパール　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のフィエールマンはディープインパクト産駒で、菊花賞に勝ち天皇賞（春）を連覇しまいた。また5歳秋の天皇賞では出走メンバー最速の上がり3ハロン32秒7をマークしてアーモンドアイに迫り2着、有馬記念でも3着に入るなどして、2021年からスタッドインしています。初年度産駒である現3歳世代ではこれまでに15頭がJRAで勝ち鞍をあげており、ノビリシマビジョンが2勝をマーク。また2000mで5頭、2200mで1頭、2400では2頭が勝利しているように、父同様に距離が長くなってその能力を発揮するのかもしれません。

いっぽうの母系ですが、母のナムラチアーズは未勝利。半兄のナムラカメタローは交流重賞の佐賀記念に勝ち名古屋大賞典で3着、ナムラバウアーは名古屋で4勝、ナムラストロベリーは1勝。また姪のナムラローズマリーは3勝をマークしています。2代母のニフティニースはセントウルＳと関屋記念に勝利。本馬の従兄弟シンゲンはオールカマーなど重賞3勝、ヤングアットハートは目黒記念で3着。遡ると3代母ニフテイアンドニートの仔に七夕賞を制したニフティダンサー、4代母ハレアッラーの仔エンジンワンは米G1ヴォスバーグSを制覇し、ヌイイは仏G3メシドール賞に勝ちジャックルマロワ賞3着です。

本馬は2025年3月1日の阪神芝1600m未勝利戦で既走馬相手にデビューし16着。馬体重は412キロでした。ゲートで後手となってしまい、後方からの追走となりました。直線で差を詰めようとしますが、前との差は詰まらず勝ち馬から2秒0差での入線でした。
2戦目は3月15日の中京芝2000m戦で、先行グループのすぐ後ろの外目からレースを進めましたが、3～4コーナーから位置取りが下がってしまい直線では落馬した馬の影響も受け17着敗退でした。
そして6月21日の阪神ダート1200m戦ではスタート直後に挟まれてしまい最後方まで下がりますが、追い上げて3～4コーナーでは中団の外目まで差を詰めます。もっとも直線で伸びがなく、勝ち馬から3秒5離された14着でした。
ここまで3戦に出走も、体が小さく体力、スピードともに不足なのが否めません。そこで地方でリスタートするほうがいいとの判断から、今回のオークションへ出品させていただきました。
地方で使いつつの変わり身に期待です。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、は未勝利。現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※朝宮ステーブル（滋賀県東近江市外町・株式会社アカデミー内）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
6月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：奈村 睦弘（インボイス登録あり）