クラリヴィデンシア　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

クラリヴィデンシア (JPN) をご紹介いたします。

父はハービンジャー (GB) です。デビューは3歳の4月と遅めながらも、3戦目のゴードンS (G3) で重賞初制覇を飾ると、4歳シーズンは無敗の重賞4連勝でＫジョージ六世＆ＱエリザベスＳ (G1) を制しました。種牡馬入り後はディアドラ、ノームコア、ブラストワンピースのほか、昨年度もチェルヴィニアがオークスを、アルマヴェローチェが阪神ジュベナイルフィリーズを制すなど、これまでに8頭のG1馬を送り出しています。

本馬の母トラストワージーはJRA競走において3戦2勝、2勝クラスにおいても2着入着の実績の持ち主。おばのベッラヴォーチェ、おじのコーカスは共にJRA競走3勝、いとこのサヴィは中央交流重賞のサマーチャンピオン (Jpn3) 勝ち馬と活躍馬が並んでおり、さらにローマ賞 (G1) 勝ち馬の３代母High Hawk (IRE) からはBCターフ (G1) などG1を3勝したIn The Wings (GB) が出現するなど、本馬は優秀な血統背景の持ち主となっております。

本馬は2024年11月24日、京都・芝2000m戦でデビューを迎えました。スタートで遅れた為に最後方からのレースとなりましたが、向こう正面では中団までポジションを押し上げると直線では大外を通って上がりタイム2位の末脚を伸ばし、0秒5差の2着でゴール。勝ち馬ネブラディスクはその後毎日杯 (G3) において3着に入着、さらに1秒2差を付けた6着馬レーゼドラマは次戦勝ち上がり、その後フラワーC (G3) を制しており、非常にハイレベルな新馬戦の中で本馬も上々の走りを見せました。

新馬戦でのパフォーマンスから早期の勝ち上がりが期待された本馬でしたが、その後4戦を消化するも勝ち上がりを決めることは叶わず、この度の上場となりました。最終出走となった2025年6月15日の阪神・ダート1800m戦では、初ダートと不慣れな環境に加え、不良馬場でのレースとなり、4コーナーでは7番手あたりの馬群中団につけるも終始大外を回った影響もあったのか、直線では伸びあぐねて5秒4差の11着。最後は離されたものの、ダート替わりでも道中はスムーズに追走できておりました。デビュー戦では後の重賞勝ち馬に先着するなど能力の片鱗を覗かせていた本馬ですので、新天地で更なる鍛錬を積み、活躍して欲しいと願っております。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・右後肢球節部に擦過傷有り（添付写真を参照）。
・全身皮膚病有
・旋回癖有

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年7月15日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年6月15日（日）　3回阪神4日　1R　3歳未勝利　　ダ1800m（良）
　　　結果11着　　タイム1:57.0（1着馬からのタイム差5.4秒、5着馬からのタイム差2.9秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
6月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）