ゴールドパン　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父モズアスコットはFrankel産駒の米国産馬で、現役時代は安田記念とフェブラリーS、芝とダートの双方でG1を制しました。初年度産駒は2024年にデビューし、ファウストラーゼンがホープフルS3着から弥生賞ディープインパクト記念で重賞初制覇。モズナナスターがファンタジーSで2着、リリーフィールドはファルコンS、兵庫CSともに3着に好走しています。地方競馬でもベアバッキューン（船橋・若潮スプリントなど南関東重賞3勝）、ユアマイドリーム（園田・園田FCスプリント）といった重賞ウイナーを送り出しており、産駒は父同様に芝とダートの双方で活躍しています。

母系に関しては、3代母タイキダイヤがクリスタルC勝ち、阪神牝馬特別、京都牝馬Sともに2着の実績馬。伯父にクラリティシチー（ラジオNIKKEI賞、ダービー卿CTともに2着、スプリングS、東スポ杯2歳Sともに3着）、クラリティスカイ（NHKマイルC、いちょうS、朝日杯FS3着）がいます。母テイルオブゴールドはJRA4戦未勝利でしたが、初子で現4歳の半姉ソーニャシュニクはJRAダート2勝を挙げています。

2023年の北海道サマーセール出身（176万円）の本馬は、2024年6月14日の川崎ダート1400mでデビュー。7頭立ての2番手に付け、3コーナー過ぎからは3頭横並びの真ん中の形になりましたが、直線で伸び切れず、勝ち馬から1秒0差の4着に敗れてしまいます。その後は同舞台で中団以降の競馬が続いて9、8、7着に敗れましたが、9月の同舞台で3㎏減のジョッキーに乗り替わると9頭立てでスッと先手を取り切り、向こう正面から2馬身以上のリードを保ちながら直線へ向くと、脚いろは衰えず3馬身差で逃げ切り、待望の初勝利を収めます。

続く10月の小町特別（2歳選定牝馬、川崎1500m）こそ流れに乗れず14頭立ての10着（2秒4差）に敗れますが、6カ月あけての川崎1400mでは9頭立ての3～4番手から脚を伸ばして0秒1差の2着に好走。5週後の川崎1500mでは12頭立ての2～3番手から2秒0差の3着に入りましたが、さらに5週後の前走は6月18日の青葉木菟特別（川崎1500m）に臨み、14頭立ての中団前めから伸び切れず、4秒0差の12着に終わっています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
センスのいい馬で、やれる力のある馬ですが、前走でも412㎏と、なかなか体が増えてこない現状を踏まえ、頭数整理でこのタイミングでオークション出品となります。昨年10月に出走後、成長を促すために時間をかけましたが、6カ月あけても思うように増えなかったです。（川崎競馬・山崎裕也調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※岩城ステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田・阿見TC内）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
6月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山口 裕介（インボイス登録あり）