ベールドゥフィーユ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のレッドファルクスはスウェプトオーヴァーボードの産駒で、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇。2017年には京王杯スプリングCに勝ち、高松宮記念と安田記念でも3着に入るなどの活躍から最優秀短距離馬に選出されました。芝6勝、ダート4勝の計10勝、重賞4勝の戦績で2019年からスタッドインしています。これまでにサノノスピードが高知の黒潮皐月賞で2着、キャッシュブリッツはJRAで1勝後に笠松へ移籍し、重賞のタータムCを制し東海優駿では2着。JRAではゴールドサーベルなど5頭が準オープンクラスに在籍しており、産駒は父同様に芝、ダートを問わない走りを見せています。

いっぽうの母系ですが、母のジュリエットベールは1勝。半兄のロミオボスは2勝、半姉のアトリウムチャペルも1勝。2代母のマリアロワイヤルは仏G2ロワイヤリュー賞の勝ち馬で、叔父のテトラルキアは平地3勝後に障害で1勝し移籍先の金沢で8勝、バルトロメウは2勝をマーク。2代母の半弟レッドカーディナルは独G2オレアンダーレネンなど重賞を3勝しG1オイロパ賞で2着。遡ると4代母のネサーからは仏G3サンドリンガム賞勝ちのオーフォードネス、仏G2ドラール賞など重賞3勝のウェイトレス、英G3ジョンオヴゴーントSを連覇しG1ジュライC2着のメインエイムなどが出ています。

本馬は2024年の千葉サラブレッドセールで1320万円にて取引されています。
9月15日の中山芝1200m新馬戦でデビューし7着。馬体重は392キロでした。先行集団のすぐ後ろからレースを進めますが、4コーナーでいったん離されてしまうも直線で巻き返して0秒9差でのフィニッシュでした。
その後は放牧に出され、今年3月2日の中山ダート1200m戦で復帰。中団のやや後ろ寄りから追走し、ラストで差を詰めたものの1着馬から1秒7差の10着。中4週の同距離戦では中団に位置取りましたが、直線で伸びを欠き12着敗退。勝ち馬からは2秒5離されていました。
そして7月5日の福島芝1200m戦では中団追走も、追われてから伸びがなく1秒5差の13着に敗れています。
新馬戦後の放牧を含め成長を促してきましたが、変わり身に欠ける現状です。JRAで続戦していくにはスピード、体力不足なのが否めず、地方でリスタートすべく今回のオークションへ出品させていただきました。
地方でレースを使いつつ、成長していくことに期待です。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
7月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：村上 卓