バレアリックシー　　セン３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ナダルは米国で生産、調教され、3歳春に無傷4連勝でG1アーカンソーダービーを含む重賞3勝を挙げました。左前肢の側面顆部骨折により3歳5月に引退を余儀なくされましたが、その後日本で種牡馬入り。2021年から4年連続で100頭を超えるオファーを集めると、2024年にデビューした初年度産駒はダートを中心にすさまじい勢いで勝ち上がり、重賞初制覇を飾ったメルキオル（ブルーバードC）を筆頭に、メモリアカフェ（関東オークス）、クレーキング（東京ダービー、ユニコーンSともに2着）、クァンタムウェーブ（ブルーバードC2着）、ホーリーグレイル（浦和・ニューイヤーC、桜花賞2着）、プレミアムカインド（佐賀・花吹雪賞）といった重賞活躍馬が生まれています。今後のダート界をリードする存在として大注目のサイアーです。

母系に関しては、伯母にTorrestrella（G1仏1000ギニー）、いとこにFarmah（伊G3カルロ＆フランチェスコアロイジ賞）、Intilaaq（英G3ローズオヴランカスターS）、Wusool（仏G3ポールドムサック賞）、クイーンズリング（エリザベス女王杯など重賞4勝、有馬記念、秋華賞ともに2着）がいる他、近親にシャザーン（すみれS、セントライト記念3着）、Secret Weapon（G2香港ジョッキークラブC、G1香港C2着）がいます。母シースプレイは未勝利でしたが、デビューした兄姉は半姉シーズララバイがJRA芝1勝（フラワーC2着）、シーサイドロマンスが同1勝、半兄サトノノヴァが門別2勝、園田1勝と、4頭中3頭が勝ち上がっています。

2023年のセレクトセール出身（3300万円）の本馬は、2024年9月1日の新潟芝1800mでデビュー。大きく出遅れて6頭立ての最後方追走となると、直線も伸び切れず、勝ち馬から1秒9差の5着に敗れてしまいます。以降はダートに転戦しましたが、大きな進境は見られず、6戦して6着2回が最高。前走は再び芝に戻り、先週7月6日の福島芝2000mに馬体重464㎏で臨み、まずまずのスタートを切ったものの1コーナーまでに16頭立ての最後方追走となり、直線も伸びを欠いて4秒2差の15着に終わっています。

3走前の3月の中京戦の後、去勢手術を実施して立て直しを図りましたが、すぐには変わり身が見られませんでした。キックバックで嫌気を出すので、リズムよく走らせたい馬です。地方で使いつつ変わり身を待てば、本来の能力を出し切れるのではないでしょうか。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2025年3月27日に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
7月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）