ビッキーファースト　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父アドマイヤマーズはダイワメジャーの産駒で、デビューから4連勝で朝日杯FSを制して2018年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選出されると、翌年はNHKマイルCと香港マイルに優勝しました。2024年にデビューを迎えた初年度産駒からは、新潟芝1800mの2歳コースレコードを更新し、クイーンCで重賞初制覇、続く桜花賞でG1初制覇を果たしたエンブロイダリーが輩出されています。他にナムラクララがリステッドの紅梅Sに勝ち、テレサ（柳川特別）、ルージュラナキラ（立待岬特別）が2勝クラスの特別戦に勝利。これまでに21頭がJRAで勝ち上がっています。

母系に関しては、母ポロンナルワは不出走でしたが、祖母シンハリーズが米G1デルマーオークス勝ち、アメリカンオークス3着の実績馬。叔父にアダムスピーク（ラジオNIKKEI杯2歳S）、叔母にリラヴァティ（マーメイドS）、シンハライト（オークス、ローズS、チューリップ賞、桜花賞2着）、スリーパーダ（小倉2歳S2着）、いとこにストゥーティ（チューリップ賞3着）といった重賞活躍馬が並びます。デビューした兄姉も全日本2歳優駿3着の半兄ガルヴィハーラを筆頭に、ランカティラカが大井1勝、ガルフォートが盛岡2勝、サドルがJRAダート2勝、半姉ディーパワンサがJRA芝3勝（中京2歳S、阪神JF4着）、アヌラーダプラがJRA芝5勝（UHB賞）、ラクサパーナがJRAダート1勝と、7頭全て勝ち上がっています。

2023年のセレクトセールで1億5950万円と高額取引された本馬は、2024年9月7日の中京芝1600mでデビュー。8頭立ての3～4番手のインから直線で脚を伸ばし、勝ち馬から1秒0差の3着に入ります。次戦は中3週の東京芝1600mで、若干立ち遅れて9頭立ての最後方追走となりましたが、直線で大外からメンバー最速の上がりを使って鮮やかに差し切り、0秒2差で初勝利を収めます。

昇級後も期待のふくらむ内容でしたが、中2週で格上挑戦の萩Sで6頭立ての最下位（1秒9差）に敗れると、2カ月あけて今年1月のジュニアCも15頭立ての7着（1秒1差）。間隔をあけて3月以降も自己条件の中山芝2000mで10着、中山ダート1800mで12着と精彩を欠く内容で、続く前走は6月29日の青島特別（小倉芝1800m）に臨み、8頭立てで先手を取りましたが、3コーナー入り口でかわされると抵抗できず後退していき、最終的に1秒5差の7着に終わっています。

1勝クラスでは結果を出せず、このタイミングでオークション出品となります。奥手の印象ですし、時間をかければ良さが出ると思います。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
7月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：TNレーシング（インボイス登録あり）