ジーゲル　　セン４歳　　※中央競馬　登録抹消

父ブリックスアンドモルタルはGiant's Causewayの産駒で、5歳時にブリーダーズCターフ、アーリントンミリオンS、ターフクラシックSなどG1を年間5勝。米年度代表馬に選出され、翌2020年から本邦でスタッドインしています。初年度産駒のゴンバデカーブースがサウジアラビアロイヤルCに勝ち、イーグルノワールは兵庫ジュニアグランプリに勝利し全日本2歳優駿では2着。さらにアンモシエラは牡馬相手の羽田盃で2着、東京ダービーでは3着に入った後、古馬相手のJBCレディスクラシックに優勝しており、2世代目からは青葉賞3着のゲルチュタール、笠松重賞2勝のケイズレーヴなどが出ています。産駒は芝・ダート双方で実績を挙げています。

一方、母系は5代母に米G1スピンスターSなど重賞7勝を挙げたTop Corsageを持つ、アメリカ由来の強力ファミリー。祖母フォーチュネイトダムゼルは米重賞ペブルズSの勝ち馬で、おじポルトドレーヴ、おばサンタクローチェともに中央で2勝を挙げたのちに地方で3勝以上をマークしています。近親には米G2メイトロンSの勝ち馬Doremifasollatidoらが名を連ねており、アルゼンチンにおいて種牡馬として活躍しているGreenspring（米G2ジェネラルジョージH）もこの一族の出身です。

2023年11月12日の東京・2歳新馬（芝1600m）では逃げて2着でしたが、勝ったノーブルロジャーは次走でG3・シンザン記念を優勝。3着ギルトエッジには4馬身の差をつけました。続く12月9日の中山・2歳未勝利（芝1600m）でもやはり逃げて結果4着となりましたが、4ヵ月ほど休養を挟み臨んだ2024年4月20日の東京・3歳未勝利（芝1600m）では、最高のスタートから迷わずハナを切ると。前半800mを46秒7で通過。そのまま一度も先頭を譲ることなく、4コーナーを回り、最後の直線に入ると、後続に詰め寄られるどころか、突き放して直線半ばで勝利を確信。ゴール前では鞍上の戸崎圭太騎手が流す余裕すら見せる走りで、見事初勝利を飾りました。

1勝クラスに昇級後は、1600mよりも距離を延ばして1800mで好走。特に昨秋には11月2日の福島・1勝クラス若手騎手（芝1800m）で3着に好走すると、続く11月16日の福島・高湯温泉特別（芝1800m）でも、勝ったアイキャンドウイッと同タイム＆クビ差の2着。前走がフロックではないことを見事に証明していました。また、3走前であり、今年4月6日中山・1勝クラス（芝1800m）では上がり1位をマークして3着。着実に力をつけている印象を受けました。

ここ2戦は得意の福島芝1800mに出走したものの、ハイペースに巻き込まれてしまい、結果を出すことができませんでした。また、今振り返ると、一度ダートも試してみたかった気持ちがあり、体はありませんが、血統、それからワンペースな走りから考えると、ダート戦は合うと思います。

現在右前肢に骨瘤が見受けられます。

なお、過去の病歴など、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※さく癖があります。 

※2024年6月12日に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
7月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) キーファーズ（インボイス登録あり）