ナプラフォルゴー　　牡３歳　　※地方競馬　在籍

父のスクワートルスクワートはミスタープロスペクター系のマーケトリー産駒で、3歳時にキングズビショップSとBCスプリントを制覇してエクリプス賞最優秀短距離馬に選出されています。2003年から本邦で供用されており、九州産馬として誕生したヨカヨカが北九州記念を制しフィリーズレビューと葵Sで2着。またジェイケイセラヴィがキーンランドCとアイビスサマーダッシュで2着、シャウトラインはオープンのバーデンバーデンCで1着。地方競馬ではコウユーカメサンヨが佐賀のたんぽぽ賞に勝ち、シーアクロスは福山スプリントに勝利。タマモスクワートは浦和のゴールドCで2着に入っています。

いっぽうの母系ですが、母のイランカラプテは1勝。叔母のアナハは金沢で2勝後に浦和で2勝しています。遡ると3代母ターフアミティエの仔に南関東の桜花賞と東京プリンセス賞、さらに交流重賞の関東オークスを制覇したチャームアスリープがおり、同馬の仔で母の従兄弟にあたるブラヴールは大井の京浜盃に勝ち羽田盃で2着に入っています。3代母の半弟マヤノライジンは函館記念の2着馬。また5代母ファビュラスフロードの孫に桜花賞とスプリンターズSを制したニシノフラワー、京都牝馬特別3着のタガノファビュラス、ファンタジーS3着のニシノタカラヅカ、曾孫には京阪杯を連覇したネロがいます。

本馬は2024年6月1日の佐賀900m九州産新馬戦でデビュー。馬体重は426キロでした。ゲートの出は悪くなかったもののダッシュが付かず、1頭離された最後方からのレースとなり1着馬から5秒7差の殿9着に敗れています。
6月11日の1300m戦で5着。6月29日の1300m戦では4番手追走から3コーナーでは2番手に上がりますが、そこから前と差が広がってしまい3着に残るも勝ち馬から2秒3離されていました。なお、このレース後は夏負けのため休養に入りました。
11月の900m戦から復帰し8着。以降は6着、6着、10着と苦戦します。今年1月の1400m戦9着後は左前橈骨を気にするところがあり、大事を取り休養しています
6月21日の1400m戦で復帰したものの、後方2､3頭目を追走から伸びがなく殿11着。1着馬からは5秒7離されていました。
飼い葉は食べますが身につかず、成長途上で力が付いていません。良化には時間がかかるものと思われます。夏負けで今開催の出走を見送ったこともあり、頭数整理の都合で今回のオークションへ出品いたしました。
環境を変えて、レースを使いつつ成長してもらいたいところです。

なお本馬にはさく癖があります。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
夏負けで今開催の出走を見送りました。昨年も夏負けの症状で休養しましたから、この時期は弱いと思います。飼い葉は食べますが身に付かず、成長途上で良くなるには時間が掛かりそうです。（佐賀競馬・川田孝好調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※佐賀競馬場・川田孝好厩舎（佐賀県鳥栖市江島町字西谷）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
7月15日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：高野 良美（インボイス登録あり）