イチジョウサクラ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のシルバーステートはディープインパクトの産駒で、現役時代には2度のレコード勝ちを含め5戦4勝。怪我のため引退して2018年からスタッドインしており、初年度産駒からファンタジーSを制し桜花賞2着、阪神JF3着のウォーターナビレラが輩出されました。その後もエエヤンがニュージーランドT、セイウンハーデスが七夕賞とエプソムC、リカンカブールは中山金杯に勝利し、ランスオブカオスはチャーチルダウンズCを制し朝日杯FSでも3着。いっぽう地方競馬ではトノパーが大井の京浜盃で2着、ベアサクシードは名古屋の駿蹄賞で2着、ゴッドバロックは門別の栄冠賞で2着に入っています。

いっぽうの母系ですが、母のピュアゴシップは米G3ミスグリジョSを制覇。半姉のエリーキャナルはJRA1勝後に船橋の交流戦を1勝、シゲルジャコウネコは佐賀で3勝、半兄のシゲルタケノコは佐賀で2勝、ジョルジュは門別で6勝しています。3代母のサンダーアチーヴァーは米G2ファーストフライトHを制し、同馬の仔に米G3ヒルプリンスSに勝利したストリートゲイムがいます。遡ると5代母のマラソンガールは米G1スピナウェイSの3着馬で、同馬の仔に米G2ボーモントS勝ちのハーテンパー、孫には米G2サンディエゴHを連覇しドバイワールドC3着のチョクトーネイションがいます。

本馬は2025年3月1日の阪神ダート1800m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は434キロでした。スタートダッシュよく2番手につけたものの、3コーナーから下がってしまい1着馬から6秒4離された殿12着敗退。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられました。
5月24日の新潟では芝1400m戦に使われ好ダッシュから先頭に立ちましたが、直線で止まってしまい15着。勝ち馬との着差は2秒3でした。
そして7月12日の小倉芝1200m戦ではスタートの出自体は悪くなかったものの中団の位置取りとなり、直線でも伸びを欠き18頭立ての14着。1着馬からは2秒0差でした。
ここまで3戦に使われましたが、成長途上で体力不足、スピード不足なのが否めません。そこで地方で使いつつ力を付けていくほうがいいとの判断から、このたびのオークションへ出品いたしました。
地方でリスタートして成長していけば変わり身もあるのではないでしょうか。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※両トモに皮膚病が見受けられます。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
7月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：二口 雅一