ブラックサウザー　　牡６歳　　※中央競馬　登録抹消

父のダノンレジェンドはマッチョウノ産駒の外国産馬として、JBCスプリント、東京盃、カペラS、クラスターCなどダート短距離で重賞9勝をマーク。2017年からスタッドインしており、初年度産駒のミッキーヌチバナがアンタレスSを制覇。またハッピーマンが交流重賞の兵庫ジュニアグランプリを制し全日本2歳優駿でも2着となるなど、これまでにJRAで9頭のオープン馬が誕生しています。地方競馬ではスペシャルエックスが道営スプリントなど重賞を5勝し兵庫ジュニアグランプリで2着。サヨノネイチヤは大井記念など南関東の重賞を3勝、浦和のアウストロはゴールドCなど重賞を2勝しています。

いっぽうの母系ですが、母のクインズキンバリーは門別で1勝。半妹のキタカラキタダイヤは名古屋で1勝後に川崎で2勝、ジャングルマリサは兵庫で2勝。2代母のプリエミネンスは交流重賞の浦和記念やエルムSなど重賞8勝をマークしJBCクラシックでも2着、同馬の孫ハヤブサマカオーは兵庫ジュニアグランプリを制しています。また2代母の半姉スタートマーチは札幌3歳Sの2着馬。遡ると4代母ランザリスクの仔にパリ大賞とジャンプラ賞で仏G1を2勝のリスクミーとGⅢカブトヤマ記念勝ちのアイオーユー、孫には仏G3メシドール賞を勝ったグレイリスクがいます。

本馬は2022年1月23日の小倉芝1800m新馬戦でデビューし11着。中2週の阪神ダート1200m戦では後方からの競馬となりましたが、出走メンバー中最速の上がり3ハロンをマークして1馬身半差の2着に入ります。その後も2着2回3着1回と善戦するも8月28日の小倉ダート1700m戦9着後に未勝利戦終了に伴い兵庫県競馬へ移籍します。
移籍初戦は4着に敗れましたが、10月6日の園田1400m戦では後方追走も向正面から差を詰め、ゴール前で差し切って初勝利をあげます。中1週の同距離戦でも後方から徐々に前へ進出し直線で差し切って連勝。その後は1戦を経てJRAへ再転入しました。
2023年3月26日の阪神ダート1800m戦から再始動し7着。その後4戦を消化し、昨年1月13日の小倉ダート1700m戦では中団の外から追い上げて2着。中1週の同距離戦では12着敗退も、10月1日の金沢1500m交流戦では中団追走から直線で外に持ち出すと鋭く伸びて差し切り勝ちを決めます。
もっとも2勝クラスでは5戦して頭打ち感が否めず、先日の小倉戦9着をもってJRAでの続戦を断念。地方の環境でリスタートするべく、今回のオークションへ出品しました。
これまでのレース内容からも地方競馬ならこの馬の良さが活かせるものと考えています。
なお昨年1月27日の小倉戦後は前オーナーが亡くなり名義変更等に時間がかかったことと、交流戦出走のために番組を待ったことも重なり休養が長くなりました。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2023年9月9日の競走において発走直後につまずき、騎手が落馬したため競走を中止しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※グリーンファーム甲南（滋賀県甲賀市甲南町新治）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
7月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：宮嶋 哲也（インボイス登録あり）