コルニーシュ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父アポロケンタッキーはLangfuhr産駒の米国産馬で、ダートで活躍。じわじわと力をつけて4歳2月にオープン入りを果たすと、仁川S、ブリリアントSと連勝。同年秋にはみやこSで重賞初制覇を果たし、東京大賞典も制してダートの頂点に立ちました。翌年はドバイ遠征を果たし、秋には日本テレビ盃でサウンドトゥルーを撃破して優勝。その後も川崎記念2着、かしわ記念3着などあらゆる距離、コースで活躍し、7歳秋に引退、種牡馬入りしています。産駒のデビューは2023年。地方競馬を中心に勝ち星を伸ばし、リメンバーアポロが金沢ヤングチャンピオンを制して重賞ウイナーが誕生。JRAではスピードパンサーが中山ダート1200mの未勝利戦で初勝利を挙げています。父同様に古馬になって力をつけてくる馬も多いでしょう。自身は2022年に死去しており、残された産駒は貴重です。

母系を見ますと、半兄ナイルデルタはJRAのダートで2勝。その他のきょうだいは3頭が地方競馬で3勝以上をマークしています。おいに3勝を挙げ、京成杯3着、札幌記念5着など重賞でも好走したイエッツトがおり、母アレキサンドリアはファンタジーSを勝ったベルーガや、JRA4勝ののち地方重賞でも好走したプロフェッショナルの半姉という血統。JRA3勝の祖母アドマイヤライトの半妹にはスプリンターズSを勝ったスリープレスナイトがおり、一族からはヒシアマゾン、アドマイヤムーン、エフフォーリアといった超一流馬も出ています。

本馬は2025年4月11日に川崎1400mの3歳未出走戦でデビュー。スタートダッシュがひと息で最後方からの競馬となりましたが、ラストは外を回りながら脚を見せて、9頭立ての7着となりました。
同舞台の2戦目も後方からの競馬とはなりましたが、初戦と比べるとゲートを出て流れに乗って運び、着順は8頭立ての6着でしたが、時計、着差を詰めています。
3戦目の900m戦はさすがに忙しかったのか、追走に脚を使わされて8頭立ての7着まで。ただ、これがいい刺激となったのか、1400mに戻した前走はうまく流れに乗って運んでラストはメンバー2位の上がりタイムをマーク。0秒7差の3着と前進を見せました。
内容的に良化が見られたタイミングとはなりますが、もともと成長が遅いのか、南関東で活躍するにはもう少し時間がかかると考え、頭数整理の意味もあって今回のオークション出品を決断いたしました。馬格のある牝馬で将来性を秘めていると思いますし、新たなオーナー様の下でポテンシャルを発揮してほしいと願っています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
育成時の2024年1月に骨盤骨折の発症歴がありますが、現状で歩様等に問題はなく、競馬を使ってきました。他場で力をつけていってほしいと思います。（川崎競馬・鈴木義久調教師）


※2024年1月に骨盤骨折を発症しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※服部ステーブル（茨城県稲敷市蒲ケ山）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
7月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ウエスト．フォレスト．ステイブル (株)（インボイス登録あり）