ルコルセール　　牡７歳　　※地方競馬　在籍

中央在籍時は20戦を消化。ダート戦で5勝を挙げ、オープンの名古屋城Ｓを優勝。エルムＳ(G3)でも4着に入りました。2024年11月に地方競馬に転籍してからは、9戦して勝利こそ挙げられなかったものの、2着を含め、3度掲示板を確保しており、南関東の上級クラスでも力を示しています。脚元に目立った問題はなく、コンディションも安定し、これまでコンスタントに出走を重ねてこれました。課題としては、ゲートの駐立が不安定な点が挙げられ、耳を触れられると嫌がるなど、首から頭にかけて過敏な面が目立ち、トモを落とすようなところがあります。手綱を詰めると、緊張して頭を下げ、前掻きしたりすることもありました。現在も引き続き、スタートが安定しないようなところは残ります。また、2022年2月(4歳時)に喉頭片麻痺の症状が認められ、調教時に喉がヒューヒューと鳴り、止め際はＤＤＳＰの症状も見せていました。それでも、ケアを施しながら調整を重ね、レースでのパフォーマンスに大きな影響はありませんでした。ただ、2023年12月(5歳時)に喉頭片麻痺の症状が進行していることを確認(グレード3～4)。同年12月28日に社台ホースクリニックにて喉頭形成術を実施しています。その後、一定の効果はうかがえたものの、依然として喉が鳴ることもあり、レースで敗因のひとつとして挙がることもありました。ノドの状態やゲートに不安を抱えるものの、これまでの実績は十分ですし、半兄ソロルをはじめ、近親にはダート重賞ウイナーが多数並ぶ血統背景ですから、新天地でもうひと花咲かせてくれる可能性はありそうです。

【本馬についての現状説明】
出走を重ねてもヘコたれる様子はなく、元気いっぱいの様子です。ノドで苦しくなる点だけが課題でしょうか。運び方に注文はつき、難しいところですが、前半で構える競馬をするなどによって対応すれば、いいパフォーマンスを見せられるのではないかと思います。（川崎競馬・内田勝義調教師）


※喉頭片麻痺(グレード3～4)が確認され、2023年12月28日(5歳時)に社台ホースクリニックにて喉頭形成術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・内田勝義厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
7月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) G１レーシング（インボイス登録あり）