レンダリング　　牡５歳　　※地方競馬　在籍

父のタリスマニックはサドラーズウェルズ系のメダーリアドーロ産駒で、2017年のブリーダーズCターフをコースレコードで優勝。ほかにフランスで重賞を2勝し香港ヴァーズ2着などの成績を残して2019年から本邦でスタッドインしました。初年度産駒ではファルコンS3着馬のサウザンサニーとオークスで5着だったランスオブクイーンの2頭がオープン入り。地方競馬ではナンセイホワイトが東京ダービーで3着に入り、その後も現3歳世代のエレノーラが岩手の留守杯日高賞に優勝し、エイシンナデシコが盛岡のプリンセスCに勝利するなど、産駒は芝、ダートの双方で活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のエレメンツは1勝。半妹のサブアトミックも1勝しています。伯母にJBCレディスクラシックを制したファッショニスタ、従兄弟には全日本2歳優駿で2着に入ったコンバスチョンがいます。遡ると3代母のオイスターキャッチャーは愛G3コンコルドSの3着馬。4代母のブリッジドからは愛G1モイグレアスタッドSの勝ち馬セクオイア、英愛の2000ギニーなどG1を4勝のヘンリーザナヴィゲイター、BCターフ馬マジシャン、英G1フィリーズマイル制覇のリッスンが出ています。本邦で阪神JFとヴィクトリアマイルを勝ったアスコリピチェーノも同じ一族です。

本馬は2022年9月19日の中京ダート1800m新馬戦でデビューし7着。その後は距離を短縮し、2023年3月26日の阪神ダート1200m戦では3番手追走から直線で前との差を詰め最後はハナ差先着。デビュー4戦目にして初勝利をあげています。
もっとも1勝クラスでは6着、14着、15着と苦戦し、2023年6月8日の当オークションへ出品。落札後は笠松競馬へ移籍しています。
移籍初戦で3着に入り、7月20日の1600m戦では中団追走から徐々に差を詰め直線で外から差し切って1着。その後は重賞の岐阜金賞で6着となり、秋は3戦連続2着惜敗の後に1400m戦を連勝しました。
昨年は6月20日の1400m戦で3番手追走から1着となり笠松での4勝目をマーク。以降もコンスタントにレースを使われ2着に2回、3着には5回入っています。
今年6月11日の1400m戦7着後は川崎競馬へ移籍しましたが、入替の都合で今回のオークションへ出品いたしました。
通常の調教を消化していますが、馬っ気が強いことと併せ馬で調教することを注意してください。なお笠松では問題なく使っていました。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
転厩から調教は続けていますが、オーナーの都合で入替整理のため出品となりました。馬ッ気が強いのと、調教では常に併せ馬で注意して乗ってください。（川崎競馬・武井和実調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・武井和実厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
7月22日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：皆川 なほ子