エールブラーヴ　　牡８歳　　※地方競馬　在籍

父のエスポワールシチーはその父ゴールドアリュール同様、ダート戦線で活躍。ジャパンCダートとフェブラリーSのほか、かしわ記念と南部杯を各3勝するなどダートＧⅠで9勝をマークして2014年からスタッドインしています。これまでにヴァケーションが全日本2歳優駿を制覇し、イグナイターはJBCスプリントを制するなど交流重賞を4勝し2年連続でNAR年度代表馬に選出。またユニコーンSや名古屋グランプリ、エルムSに勝ったペイシャエス、北海道スプリントの勝ち馬ケイアイドリー、船橋所属でオーバルスプリントに勝利のスマイルウィンをはじめ、産駒もダートで活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のヒミノオトヒメは未勝利。半兄のトラネコが2勝、アポロジョージアはJRA1勝後に園田で2勝、ディアボンボンは1勝、半姉のニイカップドリームが門別と笠松で計7勝、アポロティンクルは園田で6勝、ジーニーは金沢で5勝、アオチャンが岩手で3勝、ジンファンは高知で1勝をマーク。2代母のワンモアギャルは3勝。遡ると3代母のフユノアダルトからは平安S3着のビワセイハ、北九州記念3着のカイシュウコロンボ、大井記念に勝ち帝王賞や東京大賞典で2着のアラナスモンタ、道営記念勝ったチェイスチェイスなどが出ています。またAJCC3着のコスモブレイザーも同じ一族の出です。

本馬は2018年の北海道セレクションセールで756万円にて取引されています。
2019年12月15日の中京ダート1800m新馬戦でデビューし6着。7戦目となった2020年6月6日の阪神芝2000m戦を逃げ切って初勝利をあげています。2021年3月14日の阪神芝2000m戦では2番手追走から抜け出して2勝目。その後は昇級初戦で3着に入るなど2勝クラスでも2着1回3着2回と善戦しましたが、6歳になり成績が頭打ちとなったことから2023年10月5日の当オークションへ出品、落札され大井競馬へ移籍しています。
大井では5戦未勝利で、高知競馬へ再移籍。2024年4月28日の1400m戦で2着に入ると、5月11日の1300m戦では逃げて移籍後初勝利。以降も6勝2着4回3着3回と好走し高知ではB1クラスまで上がりました。
今年3月からは兵庫県競馬へ移籍。左後肢のフレグモーネで本来の状態ではありませんでしたが、転入3戦目の5月15日の園田1400m戦では中団追走から直線では大外から差を詰め0秒1差の3着に入っています。もっとも以降の3戦では8着、6着、9着となかなか状態が上がらず、今回入替整理の都合もありオークションへ出品いたしました。
4走前のB2戦が仕掛けどころひとつで勝てそうなレースだったことからも、まだまだやれる力はあると考えています。
なお本馬には旋回癖があります。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
移籍して来てから左後肢のフレグモーネで本来の状態で使えなかったですね。思うように状態も上がらなかったです。それでも仕掛けどころ次第で勝てそうな競馬もありましたから、このクラスでもやれる力は持っています。（園田競馬西脇・長倉功調教師）


※旋回癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬西脇馬事公苑・長倉功厩舎（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
7月22日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：稲場 澄（インボイス登録あり）