クリノアラジン　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサトノアラジンはディープインパクト産駒で、安田記念をはじめ1400～1600ｍの重賞を3勝し2018年からスタッドインしています。JRAではウェルカムニュースがオープン特別のカノープスSに勝利し、ニシノラヴァンダが函館2歳Sで2着に入るなどしており、産駒は芝、ダート不問の走りです。いっぽうシャトル先のオセアニアではペニーウェカがATCオーストラリアンオークスとニュージーランドオークスで制覇しG1を2勝。ほかに豪G2 のATCミリーフォックスSに勝ちG1のATCタッドケネディSで2着となったファイアストームをはじめ、これまでに10頭の重賞ウイナーが誕生しています。

いっぽうの母系ですが、母のアワフレイムは園田で3勝をあげJRAに再転入。2代母のジョワズフレイムは米5勝で、伯母のシスタードーンが米G2ハリウッドバヤコアHで2着、G3では3着。2代母の半兄ウリセスは米G1ジェロームHの2着馬で、G2ジムダンディSとベルモントレキシントンSで3着。遡ると4代母で米G2ハリウッドラッシーS2着のジョワスキからはBCマイルを制すなど重賞5勝をマークしG1シューメイカーマイルSで2着のシングレタリー、加G1ニアークティックを制したNext Questionなどの活躍馬が輩出されています。

本馬は2024年の北海道トレーニングセールで990万円にて取引されています。
2025年２月15日の京都ダート1200m新馬戦でデビューし12着。馬体重は448キロでした。中団の外目を追走しますが、直線で追われてから伸びを欠き勝ち馬から2秒3差でのフィニッシュでした。
3月8日阪神ダート1200m戦では中団のインからレースを進めたものの、徐々に手応えが怪しくなり1着から2秒8差の14着に敗れています。
6月29日の小倉芝2600m戦では2、3番手を追走しますが、2周目の向正面から位置取りがやや悪くなります。直線では伸びがなく勝ち馬から1秒7離された10着敗退でした。
そして7月20日の芝2000m戦では中団のインから追走も、勝負処からポジションが下がってしまい16着。レース後に３走成績による出走制限を課せられています。
道中の感じは良かったものの終いで伸びきれなかった前走は、疲れが残っていたのかもしれません。一息入れて地方でリスタートするほうがいいとの判断から、今回のオークションへ出品いたしました。
地方でレースを使いつつの変わり身に期待です。
なお2走前の小倉芝2600m戦での馬場入りで少しうるさい面が出ていたので、前走は先入れしています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※グリーンファーム甲南（滋賀県甲賀市甲南町新治）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
7月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：栗本 依利子（インボイス登録あり）