フジュム　　セン３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のドレフォンはストームキャット系のジオポンティ直仔で、3歳時にキングズビショップSとBCスプリントを制いてエクリプス賞最優秀短距離馬に選出。4歳時にはフォアゴーSに優勝し、翌2018年から本邦で種牡馬入りしています。初年度産駒のジオグリフが皐月賞を制覇し、その後もミッキーファイトが帝王賞に優勝。またワープスピードは豪G1のVRCメルボルンCで2着。今年はウォーターリヒトが東京新聞杯、アドマイヤデイトナがUAEダービー、マテンロウコマンドが兵庫チャンピオンシップ、カズタンジャーはマーキュリーCに勝利しており、産駒は芝、ダート、また距離の長短を問わず活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のグラマトフィラムは2勝。半兄のディーエスバズーカが1勝、ヴィルフォーマとエスプリピートが川崎で1勝、2代母のファヴォリは3勝をマーク。叔母に川崎の交流戦で1勝後にJRAで3勝のトウカイライフがおり、同馬の仔で本馬の従兄弟にあたるレーベンスティールはセントライト記念、エプソムＣ、オールカマーと重賞を3勝しています。遡ると5代母マギージグスの仔に京成杯3歳Ｓに勝ちエリザベス女王杯で2着のタケノダイヤがいます。また5代母の半妹Florissaは豪G1のBRCクイーンズランドダービーを制しBRCクイーンズランドオークスでは2着に入っています。

本馬は2023年の北海道セレクションセールで1155万円にて取引されています。
2025年1月12日の中京ダート1800m新馬戦でデビューし15着。馬体重は516キロでした。ゲートの出自体は悪くなかったものの中団からのレースとなり、3～4コーナーから手応えが怪しくなり15着敗退。勝ち馬からは6秒0離されていました。
馬っ気が強く、これを改善するために1月28日に去勢手術を実施。その後は時間をかけて立て直されました。
7月19日の函館ダート1700m戦で復帰。好スタートからいったんは先頭に立ちますが、交わされると1～2コーナーでは中団まで位置取りが下がります。3コーナーからは最後方となり、そのまま完走馬では最下位となる12着での入線。1着馬との着差は3秒4でした。
去勢手術明けの前走が変わり身に欠ける内容でした。そこでJRAでの続戦を諦め、このたびのオークションへ出品させていただきます。
地方の環境で使いつつ良くなりそうな感はあるだけに、心身ともに成長しての変わり身に期待です。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2025年1月28日にに去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ライジングリハビリテーション（滋賀県栗東市東坂）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
7月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：増田 和啓