ジューンアレグロ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のミッキーアイルはディープインパクトの直仔で、2歳秋から5連勝でNHKマイルCに優勝。2016年にはマイルCSを制すとともに春秋のスプリントGⅠで2着と入り、最優秀短距離馬に選出されています。翌年からスタッドインし、初年度産駒のメイケイエールが父同様に芝の短距離路線で活躍しセントウルSをはじめ重賞を6勝。その後もナムラクレアが阪神CやシルクロードSなどの重賞を5勝し３度のGⅠ2着があります。いっぽうダートではデュアリストが兵庫ジュニアグランプリ、ウィリアムバローズは東海Sと日本テレビ盃に勝利しており、産駒の活躍の場は芝、ダートを問いません。

いっぽうの母系ですが、母のジューンシルフィアは2勝。2代母のオールブランニューは園田で2勝後にJRAで2勝、叔父のジューンアヲニヨシは4勝、ジューンヨシツネは2勝、ララヴァシュランは園田で2勝、叔母のシューラヴァーグは岩手で2勝後に笠松で3勝しています。遡ると4代母のコートネイズデイの孫にエルムS勝ちのクリールパッション。さらに5代母で米G2ガゼルH3着のケリーズデイからはフロリダダービーとペガサスHで米G1を2勝し本邦で種牡馬として活躍したブライアンズタイム、米G1クイーンエリザベス二世チャレンジCを制覇したタイムアンドモーションなどが出ています。

本馬は2024年10月5日の京都ダート1400m新馬戦でデビューし13着。馬体重は440キロでした。先行集団のやや後ろ寄りからレースを進めましたが、4コーナーで手応えが怪しくなり勝ち馬から7秒1離されてのゴールで、レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられています。
11月16日の京都ダート1200m戦では後方から3頭目を追走し、直線では外から少しずつ差を詰めたものの1着馬から2秒4差の10着に敗れています。
休養を挟み、今年3月16日の中京芝1400m戦から再始動。中団の外目に位置取り勝負処から徐々に前へ進出すると、1着から0秒8差の5着に入っています。中2週の阪神芝1400m戦では先行グループのすぐ後ろから追走し、直線で追われると勝ち馬から0秒5差の6着で、2着馬との着差は0秒2でした。
再度休養を挟み、7月20日の小倉芝1200mで復帰。スタートの出自体は悪くなかったものの二の脚がなく、後方2、3頭目からのレースとなりました。直線でも伸びがなく、2秒1差の16着敗退でした。
成長途上で、スピード不足が否めない現状です。そこでJRAでの続戦を諦め、今回のオークションへ出品いたしました。
地方の環境でリスタートして、レースを使いつつ徐々に力を付けていってもらいたいところです。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・顔・体　皮膚病


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
7月29日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉川 潤（インボイス登録あり）