セレニティ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のブリックスアンドモルタルはジャイアンツコーズウェイの産駒で、5歳時にブリーダーズCターフ、アーリントンミリオンS、ターフクラシックSなどG1を5勝。米年度代表馬に選出され、翌2020年から本邦でスタッドインしています。これまでにアンモシエラJBCレディスクラシックに優勝し交流GⅠ昇格初年度の羽田盃で2着、東京ダービーでは3着、イーグルノワールは兵庫ジュニアグランプリに勝ち全日本2歳優駿で2着。またゴンバデカーブースはサウジアラビアロイヤルCを制覇。地方競馬ではケイズレーヴがぎふ清流Cとネクストスター中日本に勝つなど、産駒の活躍は芝、ダートを問いません。

いっぽうの母系ですが、母のサプルマインドは4勝。半兄のラテラルシンキングも2勝しています。2代母のシリアスアティテュードは英G1チヴァリーパークSと加G1ニアークティックSの勝ち馬。叔父のスティッフェリオはオールカマーなど重賞を3勝し天皇賞（春）でも2着、シーリアスラブは2勝、シリアスフールとリオンドールは1勝、叔母のエバーミランダも2勝しています。また母の従兄弟にあたるバスラットレオンはニュージーランドT、UAEのゴドルフィンマイル、サウジアラビアの1351ターフスプリントと重賞を3勝。一族には仏G1フォレ賞を制したマウントアーブなどの活躍馬がいます。

本馬は2022年のセレクトセールで5280万円にて取引されています。
2024年12月8日の中山芝1800m新馬戦でデビュー。馬体重は382キロでした。まずまずのスタートから好位のインコースに付け、直線で外に出すと徐々に差を詰め2着。勝ち馬からの着差は0秒2でした。
12月28日の同距離戦では4､5番手から追走し、4コーナーではいったん下がったものの直線で少しずつ差を詰め0秒4差の6着に入っています。
今年は3月の中山芝1800m戦から始動するも10着。5月の東京芝1800m戦でも12着に敗れています。6月29日の函館芝1800m戦では減っていた馬体重も戻り、中団の内目からレースを進めます。直線では前が詰まる場面もありましたが、すぐに位置取りを変え0秒3差の4着に入ります。
7月12日の函館芝1800m戦でも中団追走から、直線では出走メンバー中最速の上がり3ハロンをマークして前との差を詰めたものの4着。1着馬からの着差は0秒7でした。そして連闘で臨んだ同距離戦では中団のやや前寄りに位置取るも、勝負処から手応えが怪しくなり、勝ち馬からの着差は1秒2も14頭立ての殿14着に敗れています。
ここまで7戦に使われ差のない競馬も出来ていましたが、体の小さな馬で最後は体力差が出てしまった感があります。そこで地方の環境でリスタートする方がいいとの考えから、今回のオークションへ出品いたしました。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
7月29日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）