カズナリ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ディーマジェスティはデビュー3戦目で勝ち上がり、2歳暮れのホープフルSは当日に回避したものの、3歳初戦の共同通信杯をメンバー最速の上がりで差し切って重賞初制覇。続く皐月賞では8番人気の低評価を覆して豪快な追い込みを決め、1冠目を手にします。続く日本ダービーは3着、秋はセントライト記念を勝って菊花賞で4着と、世代トップの走りを続けました。4歳秋に引退が発表され、種牡馬入りして産駒のデビューは2021年。7月の函館未勝利（ダート1000m）でワンエルメスがJRA初勝利を挙げ、その後もシゲルファンノユメ（カンナS2着）、クロスマジェスティ（アネモネS）、ドットクルー（毎日杯3着）、ユキノロイヤル（NZT3着）、ニタモノドウシ（クローバー賞）、ディマイザキッド（アメジストS）といった活躍馬が出ています。地方競馬でもエイシンマジョリカ（エーデルワイス賞2着、大井重賞・東京2歳優駿牝馬3着）、ボニーマジェスティ（門別重賞・北海優駿2着）、ヤギリケハヤ（川崎重賞・クラウンC3着）、エムティパル（金沢重賞・石川TV杯、百万石かがやきナイター賞ともに2着）など順調に産駒が勝ち上がっています。

母系に関しては、3代母AlboradaがG1英チャンピオンS連覇、G2英ナッソーS、愛プリティポリーS、G3愛パークS、G1愛チャンピオンS2着の実績馬。叔父にWyclif（豪G3NJCニューカースルGC、TRCホーバートCともに2着）がいる他、近親にAlyssa（英G2パークヒルS）、Albaflora（英G1ヨークシャーオークス、英チャンピオンズ牝馬Sともに2着）、Shine So Bright（英G2シティオヴヨークS）がいます。母アラピンタは英国で未勝利でしたが、兄姉は半兄アルバミノルがJRAダート3勝、ヒルノデプラーツがJRAダート1勝、笠松4勝、ラフエイジアンがJRAダート3勝と、4頭中3頭が勝ち上がり。残る1頭の全兄スターゲットも勝ち切れていないまでも、JRA芝で2着1回、ダートで2着3回、高知で2着2回の成績を残しています。

本馬は、今年1月25日の中京ダート1800mで馬体重488㎏でデビュー。出遅れて16頭立ての後方2番手追走となると、メンバー3位タイの上がりを使いましたが、勝ち馬から2秒2差の10着に敗れてしまいます。中4週の中山ダート1800mでも出遅れながら、16頭立ての中団後方から徐々にポジションを上げ、直線でジリジリと伸びて3秒0差の7着。さらに中2週の同舞台ではまずまずのスタートから14頭立ての中団を追走し、直線でしぶとく追い上げて3秒1差の4着に入ります。さらなる前進が期待されましたが、芝に転戦した4カ月後の函館芝2000mでは16頭立ての2番手に付けたものの、3コーナー過ぎに手応えが怪しくなって後退し、最終的に2秒8差の13着。連闘の前走は先週7月26日の札幌ダート1700mに馬体重490㎏で臨みましたが、立ち遅れて14頭立ての後方4～5番手追走となると、3コーナー手前で手応えが怪しくなり、直線も追い上げられず、3秒1差の12着に終わっています。

前走は連闘で少し疲れが残っていた感じで、走り切れませんでした。休み明けを叩いた後で期待していましたが、もったいない競馬になってしまいました。地方に環境を変え、リスタートに期待しています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ゴリンファーム（千葉県香取市大根・相川牧場内）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。 
8月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ティケム（インボイス登録あり）