ロクシアス　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

父エピファネイアはシンボリクリスエスと日米オークス馬シーザリオのカップリングから誕生し、皐月賞とダービーでは2着惜敗も菊花賞でG1初制覇。4歳秋にはジャパンCに優勝し、2016年からスタッドインしました。初年度産駒のデアリングタクトが史上初となる無敗での牝馬三冠を達成。以後も皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念と年間G1・3勝のエフフォーリア、日本ダービーとドバイシーマクラシックを制したダノンデサイル、桜花賞馬ステレンボッシュ、宝塚記念制覇のブローザホーン、ヴィクトリアマイル勝ちのテンハッピーローズ、阪神JF勝利のサークルオブライフといったG1馬が輩出されています。

一方、母系を見ますと、半姉ラトーナが札幌で新馬勝ち、アドマイヤアリエルは東京の芝で1勝ののち金沢で3勝、ホウオウジュビリーは園田で2勝を挙げて中央に復帰し1勝クラスで連対しています。母レト2のきょうだいには、英オークス馬Light Shift、愛G1タタソールズゴールドC勝ち馬Shiva、仏G2フォワ賞などを制したLimnosなど一流馬がズラリ。いとこにも仏G1ガネー賞勝ち馬Cloth of Stars、英G1エクリプスSなどを勝ったUlyssesといった大物や重賞ウイナーがズラリと名を連ねており、曾祖母Northern Trickは仏オークス馬という超一流血統です。

2023年9月3日の新潟・2歳新馬（芝1800m）にてデビュー。3番人気の支持を集めた中、3番手追走から抜け出しを図ったものの、前を捉えることができず3着。その後も10月8日の東京・2歳未勝利（芝1600m）が4着、約3ヵ月の休養を挟んだ2024年1月7日の中山・3歳未勝利（芝1600m）も4着と、あと一歩の競馬が続いていました。迎えた4戦目は芝からダートへ矛先を変え、1月20日の中山・3歳未勝利（ダ1800m）に出走。大外16番から発走となった中、きれいなスタートを切り、馬なりで先行集団の一角につけると、2番手でしっかり折り合う優等生ぶり。抜群の手応えで4コーナーを回り、最後の直線では逃げ粘る2番人気にオセアトップガンに競り勝ち、見事初勝利を飾りました。

初勝利後は調整放牧に出て、約5ヵ月の休養を挟み、6月22日の東京・3歳以上1勝クラス（ダ1600m）に出走。しかし、レース中に内因性鼻出血を発症して16着となりました。レース後は放牧に出て、半年ほど休養。2戦を消化しましたが、今年3月26日の調教で2回目の内因性鼻出血を発症してしまいました。再び休養を挟み、6月に入ると、美浦トレセンへ帰厩。順調に乗り込まれ、7月2日の美浦坂路での追い切りでは51.9-38.2-25.2-12.8という好タイムをマークし、順調に来ていると思っていましたが、7月23日の調教で3回目の内因性鼻出血（中程度の量）を再発。このような状況を鑑み、今回のオークションに出品する運びとなりました。

なお、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


以下の公表事項をご確認ください。
・2025年3月26日（水）の調教中に2回目の内因性鼻出血を発症しています。また2025年7月23日（水）の調教中に3回目の内因性鼻出血を発症し、中央競馬復帰を断念しました。


※2024年6月22日（3歳時）の競走中に鼻出血を発症しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
8月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) インゼルレーシング（インボイス登録あり）