マグナドムス　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

カフェファラオやダノンファラオなど地方競馬でも活躍を見せている、米国年度代表馬アメリカンファラオの牡馬産駒になります。本馬は１歳の秋に右前肢球節の骨片摘出手術をおこなったことで、やや調教のスタートが遅れたものの、その後は順調な育成過程を歩み、２歳の12月下旬には栗東TC・矢作厩舎へ入厩しました。
翌月にゲート試験に合格すると、年明け2月の京都・ダート1400ｍ戦でデビューを果たしましたが、道中はキックバックを嫌うなどして前進気勢を欠いて14着でのゴール、ここでタイムオーバーの制裁を科されました。間隔をあけて臨んだ２戦目には地方交流競走の金沢・ダート1500ｍ戦を選びましたが、そこでも気難しさを見せて調教のような走りが引き出せず、6着に敗れています。その後は砂を被らない芝レースへ転戦すると、5月の京都・芝1800ｍ戦ではブリンカーを着用して番手から運ぶ積極策をとりました。ここでは最後まで集中して走れていた様子で、結果こそ8着でしたが進境のうかがえる内容でした。そこから中1週で臨んだ京都・芝1600ｍ戦では同様の展開で６着に粘ったものの、その後は二桁着順を続けてしまいました。
ここまで芝・ダートでさまざまな距離を試してみましたが、最高着順が6着と中央競馬では苦戦を強いられています。また、残念ながら前走では次走への優先出走権を外してしまい、3歳未勝利戦での出走が叶うかどうか不透明な状況でもあることから、今回新たな活躍の場を求めてオークションに上場する運びとなりました。精神面の難しさがかねてより課題となっているため、現地競馬でコンスタントにレース経験を重ねていくことができれば、地方競馬での変わり身が期待できるかもしれません。

以下の公表事項をご確認ください。
・馬房から出すさいなどに、時おり右後肢に膝蓋骨脱臼を生じることがありますが、症状は一時的なもので、これまで調教や競走への影響はありませんでした。


※2023年10月（1歳時）に右前肢第一指骨の骨片摘出、および関節面のクリーニング処置を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
8月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) 社台レースホース（インボイス登録あり）