アローロ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ゴールドシップは皐月賞、菊花賞のクラシック2冠に加えて有馬記念、史上初となった宝塚記念連覇、そして天皇賞・春とG1・6勝を挙げた名馬です。スタッドイン後は毎年100頭前後の種付けをこなし、2019年より待望の産駒がデビュー。札幌2歳Sで魅せたブラックホール、サトノゴールドのワンツーフィニッシュに始まり、ウインキートス（目黒記念）やウインマイティー（マーメイドS、オークス3着）などが頭角を現すと、セカンドクロップからはユーバーレーベン（オークス、阪神JF3着）、マイネルグロン（中山大障害）などが躍動。以降もゴールデンハインド（フローラS）、メイショウタバル（宝塚記念、神戸新聞杯、毎日杯）、コガネノソラ（クイーンS）、フェアエールング（小倉牝馬S）、マイネルエンペラー（日経賞）など、枚挙にいとまがなく、ステイゴールドの後継者として存在感を力強くアピールしています。

母系に関しては、伯父にサンライズマックス（中日新聞杯、エプソムC、小倉大賞典）、ビッグロマンス（全日本2歳優駿）、コウセン（盛岡重賞・OROターフスプリント、ハーベストC、桂樹杯）がいる他、近親にミラクルオペラ（マーキュリーC、白山大賞典、帝王賞2着、ジャパンCダート3着）がいます。母シーデイライトはJRA1戦未勝利ですが、兄姉2頭のうち、半兄ウインドワンピースがJRAダート1勝を挙げています。

2023年の北海道セプテンバーセール出身（231万円）の本馬は、今年5月10日の新潟3歳未勝利（芝1600m）で馬体重478㎏で既走馬相手にデビュー。ダッシュがつかず15頭立ての最後方追走となると、直線も伸び切れず、勝ち馬から1秒7差の12着に敗れてしまいます。2カ月あけての前走は今週7月22日の盛岡の交流戦（オニキス賞、芝1700m）。出遅れて12頭立ての後方4番手追走となると、3コーナー手前から促されても反応がなく後退していき、最終的に8秒7差の最下位に終わっています。

デビュー前からのど鳴りの症状が見られ、初戦を走った後の5月30日に放牧先の牧場で内視鏡検査を実施。安静時の検査で喘鳴症、DDSPにより要手術との診断を受けました。盛岡での前走は苦しがって最後は止まってしまいました。その結果を受け、頭数整理もあり、このタイミングでオークション出品となります。

皆様には現状をご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
8月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：永見 貴昭（インボイス登録あり）