クロシオカレント　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のブリックスアンドモルタルはジャイアンツコーズウェイの産駒で、5歳時にブリーダーズCターフ、アーリントンミリオンS、ターフクラシックSなどG1を5勝。米年度代表馬に選出され、翌2020年から本邦でスタッドインしています。これまでにアンモシエラJBCレディスクラシックに優勝し羽田盃で2着、東京ダービーでは3着。イーグルノワールは兵庫ジュニアグランプリに勝ち全日本2歳優駿で2着、またゴンバデカーブースはサウジアラビアロイヤルCに勝利しました。地方競馬ではケイズレーヴがぎふ清流Cとネクストスター中日本に勝つなど、産駒の活躍は芝、ダートを問いません。

いっぽうの母系ですが、母のレッドサクヤはオープン特別のエルフィンSに勝ちオークスで4着。伯母にヴィクトリアマイルを制したエイジアンウインズ、オークス2着のエバーブロッサム、フローラS3着のキュートエンブレムがおり、ほかにサトノレジーナとサトノシャルマンが1勝、伯父のパッシングマークが3勝、ウインストライダーは2勝をあげています。遡ると4代母で米G1エイコーンS3着のバウンドからは、香港のクイーンエリザベス二世C優勝のアルキペンコ、BCクラシックなど米G1を3勝したブレイム、米G1ウッドワードＳ3着のシースをはじめとする活躍馬が輩出されています。

本馬は2024年の千葉サラブレッドセールで3520万円にて取引されています。
2025年1月25日の小倉芝2000m新馬戦でデビュー。馬体重は446キロでした。ダッシュが付かず後方からのレースとなり、3～4コーナーでは後続に交わされ最後方の位置取りとなりました。そのまま1着馬から7秒1離された殿18着に敗退し、タイムオーバーによる出走制限を課せられています。
その後は休養を挟み、転厩などもあって5月14日の新潟ダート1800m戦で復帰。中団を追走しますが、勝負処から伸びがなく11着。中1週の京都ダート1900m戦では後方2、3頭目から差を詰め1秒4差の6着でした。
6月1日の京都ダート1900m戦で12着、6月14日の阪神ダート2000m戦でも10着に敗れると間隔をとり、8月3日の中京ダート1900m戦へ出走。中団のインからレースを進めるも、勝負処から手応えが怪しくなり殿16着敗退。勝ち馬からは2秒7差で、レース後に３走成績による出走制限を課せられています。
気持ちの面で幼い感じが残っており、力を出せていない現状です。そこで地方でリスタートしてレースを使いつつ良化を待つほうがいいとの考えから、このたびのオークションへ出品いたしました。
なお本馬はもともと球節の形が良くない馬ですが、そのまま使ってきました。レース後のレントゲン検査では異常なく、圧痛や熱感もありません。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※キャニオンファーム栗東（滋賀県栗東市井上）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
8月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）