ストームリッシュ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のマクフィはドバウィの産駒で、英2000ギニーと仏ジャックルマロワ賞に優勝し2010年の欧州3歳牡馬チャンピオンに選出。翌2011年からスタッドインし、メイクビリーヴが仏2000ギニーとフォレ賞を制しました。またボネヴァルがATCオーストラリアンオークスなどG1を3勝するなど、これまでに5頭のG1勝ち馬が輩出。2017年からは本邦で供用され、イミグラントソングがニュージーランドTに勝ち、オールアットワンスがアイビスサマーダッシュを2勝、ヴァルツァーシャルがマーチSを制覇。地方競馬ではマルカイグアスが園田優駿など重賞を4勝するなど、各地で重賞ウイナーが誕生しています。

いっぽう母系ですが、母のサトノベリーニは未勝利。半兄のアーサーテソーロはJRA2勝後に高知で3勝、シルバースペードは1勝、リンガスロシェは船橋で4勝。2代母のピサノベネチアンは1勝、伯父にJRAで5勝をあげオープン入りを果たしたサトノパンサーがいます。また札幌2歳Sを制したセットアップは本馬の従兄弟にあたります。遡ると3代母のストームザミントからは交流重賞のエーデルワイス賞を勝ったオノユウ、JBC2歳優駿勝ち馬ゴライコウ、全日本2歳優駿で2着のシゲルコングなどの活躍馬が出ています。なお4代母のミントクーラーは米G1のCCAオークス2着馬です。

本馬は2025年6月8日の阪神ダート1800m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は510キロでした。ゲートの出、ダッシュともに良くなく最後方からのレースとなりました。向正面からは1頭だけ離された位置取りとなり、1着馬から10秒7離された殿15着敗退。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられました。
7月29日には金沢の1500m交流戦に出走。中団の外目を追走しますが、徐々に手応えが怪しくなり3～4コーナーでは最後方まで下がってしまいました。その後は2頭がバテたことで10頭立ての8着でのゴール。勝ち馬との着差は2秒8でした。
前走は2戦目での変わり身に期待も、仕上がり途上とあって結果を残せませんでした。残りの未勝利戦期間を考えると良化を待つ時間もないため、今回のオークションへ出品いたしました。
地方でリスタートしてレースを使いつつ徐々に変わっていって欲しいところです。
なお前走後に右前蹄球に外傷を負い保護のために鉄橋鉄に替えています。また左眼に少し傷が付きましたが、問題ない状態です。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
8月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) フジワラ・ファーム（インボイス登録あり）