ヒロニャン　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のワールドエースはディープインパクト直仔で、きさらぎ賞とマイラーズCを制し皐月賞でも2着に入っています。2016年から種牡馬入りしており、富士Sに勝ちマイラーズCでも2着に入ったジュンブロッサムや、リステッド競走の米子Sの勝ち馬メイショウシンタケなどこれまでに5頭のJRAオープン馬が誕生。ほかにファルコンS2着のモンドデラモーレ、青葉賞で3着に入ったレッドヴェロシティなどの活躍産駒がいます。地方競馬ではシルトプレが北海優駿や盛岡のダービーグランプリなどに優勝して2022年のNAR３歳最優秀牡馬に選出。またボルドープリュネは笠松の重賞・クイーンCの勝ち馬です。

いっぽうの母系ですが、母のトップモーションは未勝利。全兄のレッドヴェロシティは青葉賞の3着馬、半兄のジェットモーションはJRAで4勝後に高知で1勝、モートゥスは盛岡の交流戦で1勝後に高知で2勝、半姉のディリジェンテが2勝、トゥルーモーションは浦和で3勝、テイエムノーブルは佐賀で3勝をマーク。2代母のプロモーションはクイーンSの勝ち馬で、伯父のアドマイヤメインは青葉賞と毎日杯を制しダービー2着、菊花賞では3着。また京成杯3着のテンバガーは本馬の従兄弟にあたります。3代母で愛オークス3着のアサーションからは春の天皇賞馬アドマイヤジュピタが輩出されています。

本馬は2023年の北海道サマーセールで1650万円にて取引されています。
2024年夏に函館競馬場へ入厩しゲート試験に合格しましたが、その後左の股関節に不安が出たため思うように調教が進まずデビューが遅れてしまいました。
2025年6月29日の小倉芝2600m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は504キロでした。スタートダッシュが良くなく、最後方からのレースを進めました。1周目は1頭離された展開で、2周目向正面でバテた馬を交わして後方から2頭目の位置取りとなります。もっとも前との差は詰まらず勝ち馬からは3秒4離された16頭立ての15着に敗れています。
8月3日の中京ではダート1900m戦に出走。ゲートで後手となり後方からの追走となりました。3コーナー手前から追い出したものの伸びがなく16頭立ての15着に敗退。1着馬とは2秒5差でした。
2戦に出走も、仕上がり途上が否めない現状です。そこで地方でリスタートしてレースを使いつつ徐々に力を付けていくほうがいいと考え、今回のオークションへ出品いたしました。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ライジングリハビリテーション（滋賀県栗東市東坂）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
8月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：川勝 裕之