ヘヴンリーゴール　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

本馬は2024年12月15日の中山5R・2歳新馬(芝1600m)でデビュー。6戦を消化しましたが、7月26日の3歳未勝利(新潟芝1400m)で10着に敗れ、3走成績による出走制限により未勝利戦出走の機会がなくなったことから、JRA競走馬登録を抹消して出品することになりました。

全兄は2022年のダービー卿CT・GⅢを制したタイムトゥヘヴン。6歳時に京成杯AH・GⅢで2着に入り、マイルCS・GⅠで上がり最速をマークして7着に入るなど、年齢を重ねても衰えることなく走り続けています。同じく全兄のエールトゥヘヴンも6歳時の今年、2勝目をマークしました。母系は成長曲線が緩やかな傾向にあり、本馬はその中でも晩成タイプだったため3歳夏までに結果を出すことができませんでしたが、2戦目の芝1600m戦では3番手を追走して先行力を見せ、6戦目の芝1400m戦では4コーナー15番手から0.6秒差まで詰めて脚力をのぞかせていました。ダートは1戦して11着に敗れていますが、砂をかぶって嫌がったのが響きました。調教では好時計を連発しており、砂に慣れてくれば実力を発揮できそうです。

父ロードカナロア、母の父アドマイヤベガの配合でデビューしたのは本馬を含めて9頭しかいませんが、川崎で4勝を挙げたバクラヴァを筆頭に、グラディオロが盛岡で3勝、カルナが園田で3勝、ベヴィアーモが高知で2勝と、地方移籍後に勝利を重ねる馬が続出しています。父は歴史的スプリンターのロードカナロアで、母は2006年の桜花賞馬キストゥヘヴン。この配合の中でも最上質と言える血統だけに、地方競馬で輝く可能性は大いにあるでしょう。

脚元や健康状態に不安はなく、キャリアを重ねていけば今後の成長が期待できます。JRA重賞勝ち馬の全弟を手に入れる絶好の機会として、入札をご検討いただけますと幸いです。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ムラセファーム（茨城県稲敷市江戸崎甲）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
8月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：DMMドリームクラブ (株)（インボイス登録あり）