メイショウマチルダ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父カリフォルニアクロームは米国で生産、調教され、2014年にケンタッキーダービー、プリークネスS、サンタアニタダービー、ハリウッドダービーと4つのG1を制し、米年度代表馬と3歳牡馬チャンピオンに選出。2016年にはレコード勝ちとなったドバイワールドCをはじめ、オーサムアゲインS、パシフィッククラシックSとさらに3つのG1勝ちを積み上げ、2度目の米年度代表馬、そして古牡馬チャンピオンの座に輝きました。引退後は2017年から米国、チリで種牡馬入り。米重賞馬を複数誕生させ、2024年1月にはKabirkhanがUAEでG1アルマクトゥームチャレンジを制しています。2020年からは日本にて種牡馬生活をスタート。2023年にデビューした本邦初年度産駒からワイドラトゥール（愛知杯、紅梅S）が重賞初制覇を飾った他、タマモプルメリア（津軽海峡特別）、ワイドブリザード（桑園特別）、スプリングノヴァ（サフラン賞）、アンバードール（伏竜S3着）、カリフィア（水沢重賞・あやめ賞2着、重賞・ネクストスター盛岡3着）といった活躍馬が出て、セカンドクロップもイイデマイヒメ（門別・サッポロクラシックC）、ジーニアスレノン（姫路・兵庫若駒賞2着、園田・菊水賞、兵庫ジュベナイルCともに3着）などが重賞で活躍しており、今後も父同様に芝・ダートを問わないパフォーマンスが期待できそうです。

母系に関しては、母メイショウイザヨイが北九州記念2着の実績馬。兄姉は半兄メイショウフォイルがJRAダート1勝、名古屋1勝、半姉メイショウツワブキがJRAダート2勝、メイショウフラムが水沢2勝と、3頭全て勝ち上がっています。

本馬は、今年1月26日の小倉芝1200mで馬体重452㎏でデビュー。立ち遅れて18頭立ての中団の外追走となりましたが、直線でメンバー3位タイの上がりを使い、0秒6差の5着に善戦します。2カ月半あけての福島芝1200mでは、立ち遅れて16頭立ての後方2番手追走となりましたが、メンバー最速の上がりを使って0秒9差の4着。さらなる前進が期待されましたが、以降は同距離で3戦して8着が最高で、前走は先週8月2日の中京芝1200mに馬体重438㎏で臨み、大きく出遅れて16頭立ての最後方追走となると、直線も伸びを欠いて2秒4差の最下位に終わっています。

調教時から、むきになって引っ掛かり、コントロールが利かない面があります。競馬でも終始、リキんで走っていて、放牧を挟んでも気難しい面は変わらなかったです。落ち着きが出てくれば、変わるかもしれません。

現在以下の状態が見受けられます。
・両後肢皮膚病
・両後肢古傷あり

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
8月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本 好隆（インボイス登録あり）