ハヤシヤウマノスケ　　牡３歳　　※地方競馬　在籍

父ナムラタイタンは3歳5月とデビューこそ遅れましたが、JRAダート1400mのOP特別2勝を含め無傷の6連勝。重賞初挑戦となった4歳7月のプロキオンSで3着と初黒星を喫しましたが、実績を積み重ねながら5歳11月の武蔵野Sで初タイトルを手にしました。その後も7歳1月の東海Sで2着に好走するなど重賞戦線をにぎわし、8歳2月の佐賀記念3着を最後に岩手競馬へ移籍すると、10歳12月までに岩手重賞12勝。非常に息の長い活躍を見せて種牡馬入りとなりました。産駒のデビューは2020年で、ブンブンマルは3歳1月の名古屋・新春ペガサスCで初タイトルを収めると、6歳時の名古屋記念まで名古屋重賞5勝。以降もショウガマッタナシ（ネクストスター金沢など金沢重賞3勝）といった重賞ウイナーが誕生しており、父譲りの成長力にも期待が持てます。

母系に関しては、伯母にTorrestrella（G1仏1000ギニー）、いとこにクイーンズリング（エリザベス女王杯など重賞4勝、秋華賞、有馬記念ともに2着）、シーズララバイ（フラワーC2着）がいます。母テラコッタは南関東で8戦5勝、2着1回、3着2回。デビューした兄姉は半兄チョウワイルドが園田4勝、サンライズソングが川崎2勝と、2頭ともに勝ち上がっています。

2023年の北海道サマーセール出身（682万円）の本馬は、今年5月14日の門別ダート1000mで馬体重514㎏でデビュー。8頭立ての中団から伸び切れず、1秒5差の5着に敗れてしまいます。2週後の同舞台では10頭立ての好位から脚を伸ばして0秒7差の3着に入り、さらに2週後の同舞台では同じく好位で進めて0秒7差の2着。初勝利への期待がふくらみましたが、以降も3戦続けて2着と勝ち切れず、前走は7月22日の同舞台でクビ差敗れています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
次走に向けた追い切り後に左前肢が腫れ、7月31日に牧場でエコー検査を実施したところ、左前肢の屈腱炎発症（損傷率20％）が確認されました。休養が必要で、このタイミングでオークション出品となります。勝てる馬だったので残念です。現状は水冷治療を続けています。（ホッカイドウ競馬・田中淳司調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※STウィンファーム（北海道勇払郡むかわ町生田）に在厩しており、預託料は8.800円/日（税込）です。継続預託は受けられませんので、早めの引取りをお願いいたします。
8月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小菅 誠（インボイス登録あり）