エンブレイスメント　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサトノクラウンはマルジュの産駒で香港ヴァーズと宝塚記念に優勝。またダービーで3着、天皇賞（秋）では2着に入るなど長きにわたって活躍し、2019年からスタッドインしました。初年度産駒のタスティエーラがダービー馬となり香港のクイーンエリザベス二世Cも制したほか、皐月賞と菊花賞、天皇賞（秋）でも2着。トーセンローリエがアネモネS、ウヴァロヴァイトはスイートピーSに勝利し、現3歳ではヴーレヴーがエルフィンSで3勝目をマークしています。地方競馬ではシンプロレタリアトが盛岡のサファイア賞で2着、名古屋のウンザーシャイネンは西日本3歳優駿の3着に入るなどしています。

いっぽうの母系ですが、母のツヅミモンはシンザン記念で2着。2歳母のカタマチボタンは桜花賞3着馬で、クイーンCでは2着に入りました。また叔父のベンガラグンジョウと叔母のアイソラシーがJRAで勝利をあげています。遡ると3代母のタヤスブルームはフェアリーSの勝ち馬で、同馬からはフラワーC2着のトーセンブレス、オープン特別を2勝するなどJRAで7勝をマークのブルーミンバー、平地戦4勝後に京都ジャンプSで2着に入ったニジブルームなどが出ています。さらに5代母ゲイスプリングの仔に米G1サンタアナHを制したグラヴィエール、孫にはG1愛ナショナルSで2着のコリセウムがいます。

本馬は2025年2月2日の東京芝1800ｍ新馬戦でデビュー。馬体重は466キロでした。まずまずのスタートから5番手を追走し、4コーナーからは外に出して追われましたが前との差はなかなか詰まらず1着馬から1秒3離された6着でした。
3月の阪神芝1800m戦では逃げの手に出てレースを引っ張りましたが、直線半ばで交わされ勝ち馬とは0秒8差の8着に敗れています。
そして7月5日の小倉ではダート1700m戦に出走。3番手からレースを進めましたが、3コーナーから手応えが怪しくなり15着敗退。1着馬からは2秒9差でした。
3月の阪神戦後に成長を促すべく放牧に出しましたが、初ダートだった前走小倉戦は追われてから一息。成長途上で走り切れませんでした。蹄底の薄い馬でケアが必要なこともあり、JRAでの続戦を諦めこのタイミングでオークションへ出品いたしました。
前につけることができる馬だけに、地方でリスタートしてレースを使いつつ成長していけば変わってくるものと考えています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※グリーンウッド・トレーニング（滋賀県甲賀市甲南町稗谷）に在厩しており、預託料預託料は14.850円/日（税込）です。
8月12日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）