ジークリヒト　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のトーセンラーはディープインパクトの初年度産駒で、2013年のマイルCSに優勝。ほかに、きさらぎ賞と京都記念を制し天皇賞（春）で2着、菊花賞では3着に入るなど距離の長短を問わず6歳秋まで長らく活躍しました。2015年から種牡馬入りすると、ザダルがエプソムCと京都金杯に勝利し、ドロップオブライトはCBC賞を制覇。またアイラブテーラー、アケルナルスター、バンデルオーラといったオープン馬を輩出しています。現3歳世代ではリトルジャイアンツが共同通信杯で3着。産駒は父同様に芝での活躍が中心ですが、ダートでもロードバルドルが3勝クラス入りを果たしています。

いっぽうの母系ですが、母のアイコチャンは未出走。半姉のロンスは3勝、半兄のファイブイーグルが2勝、ダンツキャノンは1勝、タニノハービービーは障害で1勝、ダンツビジターは佐賀で4勝、ホージットは佐賀で3勝をマーク。叔母のベストクルーズは阪神JFの3着馬、マーチャンテイマーは交流重賞のブリーダーズゴールドCで3着。遡ると3代母のチヨダマサコの仔に天皇賞（秋）、マイルCS、安田記念を制覇したニツポーテイオー、エリザベス女王杯勝ちのタレンテイドガールがおり、一族にはヴィクトリアマイル制したホエールキャプチャはじめとする活躍馬がいます。

本馬は2023年の北海道セプテンバーセールで264万円にて取引されています。
2024年9月15日の中山芝1200m新馬戦でデビュー。馬体重は434キロでした。ダッシュがつかず16頭立ての15番手からのレースとなり、出走メンバー中第2位の上がり3ハロンをマークして差を詰めたものの15着。勝ち馬から着差は1秒7差でした。
中1週の中山芝1600m戦では中団の外目から追走しましたが、直線で追われてから伸びを欠き1着馬と1秒5差の9着に敗れています。このレースで左前橈骨遠位端骨折を発症。クリーニング手術を実施し、見舞金11号（競走中3か月）を受給しています。
今年は7月23日の門別1200m交流戦から再始動。最後方からレースとなり、徐々に馬群との差が開いてしましました。直線でバテた馬に迫ったもののハナ差及ばずの殿10着に敗退。勝ち馬からは2秒9離されていました。
そして8月10日の札幌ダート1000m戦ではゲートの出自体は悪くなかったものの二の脚を欠き最後方の位置取りとなり、12頭立ての12着。1着馬との着差3秒3でした。
骨折休養を挟み4戦に出走も、スピード不足が否めません。地方でリスタートすべく、このたびのオークションへ出品させていただきました。
地方でリスタートしてレースを使いつつ力を付けていってもらいたいところです。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年9月29日の競走で、左前橈骨遠位端骨折を発症。クリーニング手術を実施。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3カ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
8月19日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：永見 貴昭（インボイス登録あり）