ミッシュマッシュ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサトノアラジンはディープインパクト産駒で、安田記念をはじめ1400～1600ｍの重賞を3勝し2018年からスタッドイン。JRAではウェルカムニュースがオープン特別のカノープスSに勝利し、ニシノラヴァンダが函館2歳Sで2着に入るなどしており、産駒は芝、ダート不問の走りです。いっぽうシャトル先のオセアニアではペニーウェカがATCオーストラリアンオークスとニュージーランドオークスで制覇しG1を2勝。ほかに豪G2 のATCミリーフォックスSに勝ちG1のATCタッドケネディSで2着となったファイアストームをはじめ、これまでに10頭の重賞ウイナーが誕生しています。

いっぽうの母系ですが、母のラックビーアレディトゥナイトは英国で未勝利。半姉のマイタイムオブデイが1勝、ガーデンアイルはJRA1勝後に岩手で4勝、ほかに3頭の兄姉が海外で勝利をあげています。叔母に愛G1モイグレアスタッドSに勝ち英1000ギニー3着のメイビーがおり、同馬の仔で本馬の従兄弟サクソンウォリアーは英2000ギニーとレイシングポストトロフィを制覇しています。また叔母のプロミストゥビートゥルーは仏G1マルセルブサック賞の2着馬です。遡ると英ダービー馬ドクターデヴィアスや本邦で高松宮杯勝ちのシンコウキング、高松宮記念馬スズカフェニックスも同じファミリーです。

本馬は当歳時の2022年8月に、鼻腔内の血腫を除去する手術を実施しています。
2024年11月16日の東京芝1400m新馬戦でデビュー。馬体重は456キロでした。スタートダッシュが付かず最後方からのレースとなりました。直線で後方から差を詰めようとするも、1秒8差の殿11着に敗れています。
その後は成長促すために放牧に出されますが、今年1月に左後肢第一趾骨の周囲炎を発症し復帰に時間がかかりました。
8月10日の新潟ダート1800m戦から再始動したもののゲートで後手となります。1～2コーナーでは後方から4頭目まで位置取りを上げましたが、3コーナーあたりから手応えが怪しくなります。最後は完走したものの13着の馬から30秒以上離された殿14着敗退。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられています。
このたびのオークションへ出品させていただきました。前走ではタイムオーバーとなる大差負けとなりましたが、当歳時の手術等の影響はないものと思われます。調教での動きからはもっとやれそうなだけに、環境を変え地方のダートで使いつつ良化してくれればと考えています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年9月10日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年8月10日（日）　2回新潟6日　4R　3歳未勝利牝　　ダ1800m（稍重）
　　　結果14着　　タイム2:30.1（1着馬からのタイム差34.9秒、5着馬からのタイム差34.6秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
8月19日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田 和美（インボイス登録あり）