ウィスパーボイス　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のハービンジャーはデインヒル系のダンシリ産駒で、キングジョージ六世＆クイーンエリザベスＳに優勝。2011年から本邦で種牡馬入りし、初年度産駒から秋華賞と英ナッソーSを制したディアドラ、エリザベス女王杯馬モズカッチャン、マイルCS勝ちのペルシアンナイトなどのＧⅠウイナーを輩出。以降もブランストワンピースが有馬記念、ノームコアはヴィクトリアマイルと香港C、ナミュールはマイルCS、チェルヴィニアはオークスと秋華賞、そしてアルマヴェローチェが阪神JFを制しています。産駒の活躍は芝が中心ですが、ダートでもハービンマオが交流重賞の関東オークスに勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のスイートウィスパーは川崎で1勝。2代母のケアレスウィスパーは交流重賞の関東オークスで2着。伯父のトーセンバジルは豪G1のMRCアンダーウッドSで2着、香港ヴァーズでも3着に入りました。遡ると3代母のエヴリウィスパーの仔に秋の天皇賞馬トーセンジョーダンと京都新聞杯に勝ちダービー3着のトーセンホマレボシ、孫にはVRCLKSマッキノンSなど豪G1を2勝のトーセンスターダムやオールカマーの勝ち馬センテリュオがいます。また4代母クラフテイワイフからは天皇賞（秋）やマイルCS制覇のカンパニーをはじめとする活躍馬が輩出されています。

本馬は2023年の北海道セレクトセールで1870万円にて取引されています。
2024年10月12日の京都芝2000m新馬戦でデビュー。馬体重は460キロでした。中団に位置取りますが、3コーナーから手応えが怪しくなり13頭立ての12着敗退。勝ち馬からは2秒7差でした。
今年は1月5日の中京ダート1900m戦から始動。中団追走から直線では外目に出し、出走メンバー中トップの上がり3ハロンをマークして差を詰め、0秒6差の5着に入りました。中2週の同距離戦では中団からレースを進め直線で差を詰めようとしますが、1着馬から1秒8離された7着に敗れています。
その後はリフレッシュ放牧を挟み、6月15日の函館芝2000m戦で復帰。後方から少しずつ差を詰めたものの1秒5差の8着。中1週のダート2400m戦では中団追走から2秒8差の6着。さらに中1週の芝2600m戦ではゲートで後手となり後方からのレースとなりますが、3～4コーナーから仕掛けていき0秒9差の6着に入りました。もっとも8月9日の札幌2000m戦では最後方追走から、そのまま殿15着敗退。勝ち馬との着差は2秒2でした。
前走は北海道4走目で疲れが残っていたのかもしれません。ダートも問題ないため地方でリスタートすべく、今回のオークションへ出品いたしました。
2戦目に掲示板に載ったように力はあるだけに、地方での変わり身に期待です。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

登録抹消手続きの都合上、血統書等の書類は、後日、郵送となりますのでご承知おきください。落札者様におかれましては、郵送先をメール等でご連絡いただきますようお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ディアレストクラブイースト（北海道浦河郡浦河町西舎）に在厩しており、預託料は9,020円/日（税込）です。
8月19日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ディアレスト（インボイス登録あり）