シャイニーセーラー　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のゴールドシップはステイゴールドの産駒で、3歳時には皐月賞、菊花賞、有馬記念を制して最優秀3歳牡馬に選出。古馬になってからは宝塚記念を連覇し、天皇賞（春）にも優勝して重賞通算11勝で2016年からスタッドインしました。これまでに2年目産駒のユーバーレーベンがオークスを制覇すると、今年の宝塚記念をメイショウタバルが逃げ切って産駒としてGⅠ2勝目をマーク。ほかにウインキートスが目黒記念、ゴールデンハインドはフローラS、マイネルエンペラーは日経賞に勝利するなど、9頭の重賞ウイナーが誕生しています。

いっぽうの母系ですが、母のハッピーセーラーは1勝。半兄のサヨノフィールドがＪＲＡで1勝し姫路と川崎で計4勝、ゼットシェーンは園田で3勝。伯母のウッドシップが4勝するなど母のきょうだいは6頭がJRAで勝利。遡ると3代母のブレイズウィックは米G1のEPテイラーSなど重賞を3勝。同馬の孫にG2愛フュチュリティS3着のウィルフルと仏G3コンデ賞3着のウィングマンがいます。また4代母のラフィングガールからは英ダービーとデューハースト制覇のサーパーシー、英G3セプテンバーS勝ちのパーシーズラス、G2のドバイシティオヴゴールドなど重賞3勝のミハイルグリンカが出ています。

本馬は2023年の北海道セプテンバーセールで660万円にて取引されています。
昨年12月にいったん入厩も今年1月の放牧中に左前肢に骨瘤が出たことで調整が遅れ、6月14日の東京ダート1600m未勝利戦でのデビューとなりました。中団からの追走となりキックバックを気にしたこともあり3コーナー過ぎには後方から2頭目まで位置取りを悪くしましたが、直線で外に出すと幾分かは気にしなくなりバテた馬を数頭交わして11着でのフィニッシュ。1着馬からは3秒1離されていました。
中1週の福島では芝2000m戦に使われ、ゲートの出が良くなく後方からのレースとなりました。向正面では外に出して前から3、4番手まで一気に捲っていきましたが、直線に入ると伸びを欠き勝ち馬から0秒8差の10着敗退。7月19日の福島芝2000m戦ではスタートは改善したものの、直後に前が狭くなったこともあり中団からの追走となりました。勝負処から手応えも怪しくなり、2秒9差の14着に敗れています。
そして8月16日の新潟芝2400m戦では中団追走から、出走メンバー中第2位の上がり3ハロンをマークして前へと迫ったものの1着馬から1秒0差の14着。レース後に３走成績による出走制限を課せられました。
関係者で協議の結果、ファンドを開催することにあり今回のオークションへ出品させていただきました。着順ほど内容が悪くないところもあり、地方でリスタートしての変わり身に期待したいところです。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
8月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）