イッスンボウシ　　牡２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のダノンプレミアムはディープインパクトの産駒で、新馬、サウジアラビアロイヤルC、朝日杯FSとデビューから3連勝でGⅠ制覇を果たし最優秀２歳牡馬に選出されました。その後も弥生賞や金鯱賞などを制し重賞通算5勝、天皇賞（秋）とマイルCSでは2着、豪州のATCクイーンエリザベスSでも3着に入るなどして2022年からスタッドインしています。現2歳世代が初年度産駒で94頭が血統登録されており、JRAでは7月の小倉ダート1000m戦でロードヴィゴラスが新馬勝ち。また地方競馬では金沢のエムティジークが向日葵特別に勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のヤマカツグレースはフローラSの2着馬。2代母のヤマカツマリリンは3勝。伯父に金鯱賞連覇など重賞を5勝し大阪杯でも3着のヤマカツエース、叔母にフィリーズレビュー2着のヤマカツマーメイドがおり、ほかに母のきょうだいは2頭がJRAで勝利。遡ると3代母のイクセプトフォーワンダは米G3ダンススマートリーHの勝ち馬で、同馬の仔に交流重賞の北海道2歳優駿で3着に入りブリーダーズゴールドジュニアCなどホッカイドウ競馬で重賞2勝のワンダフルクエスト。5代母のスピントゥウインからは英G2クイーンメアリーSを勝ったジェラスアゲインが出ています。

本馬は2024年の 北海道セプテンバーセールで330万円にて取引されています。
2025年6月28日の函館芝1200m新馬戦でデビューし13着。馬体重は420キロでした。ゲートの出は悪くなかったものの、後方から4頭目の追走となり、勝ち馬から1秒6差でのフィニッシュでした。
連闘での同距離戦でもゲートの出は良かったのですが、ダッシュがなく中団からのレースとなりました。追われてからも伸びがなく、1着馬から2秒3離された9着に敗れています。
そして8月24日の札幌ダート1700m戦ではゲートで立ち上がってしまい、最後方からの追走となります。3コーナーからは前の馬群との差が広がってしまい、勝ち馬から5秒4離された殿14着に敗退。タイムオーバーによる出走制限を課せられています。
デビューから3戦に使われましたが、前走でタイムオーバーとなるなどJRAで続戦していくにはスピード不足が否めない現状です。そこで地方でリスタートして、レースを使いつつ力をつけていくほうがいいとの考えから、このたびのオークションへ出品させていただきました。
地方の環境でリスタートしての変わり身に期待です。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年9月24日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年8月24日（日）　2回札幌2日　1R　2歳未勝利　　ダ1700m（良）
　　　結果14着　　タイム1:52.5（1着馬からのタイム差5.4秒、5着馬からのタイム差3.5秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
8月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：岡 浩二（インボイス登録あり）