ヴィオラソナタ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

ヴィオラソナタをご紹介いたします。

父ヘニーヒューズ (USA) は、現役時にアメリカでヴォスバーグSなどダートスプリントG1競走を2勝。種牡馬入りを果たすと、Beholder (USA) がG1競走11勝を上げ、日本に輸入された産駒からもアジアエクスプレス、モーニンと2頭のG1勝ち馬が出現。その後日本に輸入され、2014年度から種付けを開始すると、かしわ記念を制したワイドファラオ、JBCスプリントを制したタガノビューティーなど、続々と活躍馬を送り出しています。

母オルトグラフは特別戦を含むJRA競走2勝を挙げ、兵庫ジュニアGP (Jpn2) ではデルマルーヴルの2着、準オープンクラスの越後S では3着入着を果たすなどダートの短距離戦で活躍しました。また3代母Opera Comique (FR) からはアーリントンミリオンS (G1) を制したDebussy (IRE)、プリンセスエリザベスS (G3) 勝ち馬ラフアラウド (GB)が輩出。またそのファミリーには秋華賞 (G1) を優勝したレッドディザイアなども名を連ねます。

本馬は2歳時に発症した左前繋靭帯炎（枝部外側)の治癒に時間を要し、デビューを迎えたのは3歳となった2025年8月17日、新潟・ダート1200mの未勝利戦となりました。既走馬相手の厳しいレースとなり、スタートは出たものの追走に終始するレース展開となりました。13番手で直線を迎え、前を追いましたが最終的には4秒1差の13着でゴール。「タイムオーバーによる出走制限」の対象となり、２０２５年９月１７日まで平地競走に出走できなくなった為に、新たな活躍の場を求めての上場となりました。

本馬はデビューが遅れ、キャリアは僅かに1戦と心身ともにまだまだ幼さを残す現状です。新天地で更なる鍛錬を積み、秘めた才能を開花させて欲しいと願うばかりです。また、上述の通りの血統背景に加え、最終出走時の馬体重は504キロと雄大な馬格を有しておりますので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・2024年1月2日に左前繋靭帯炎 (枝部外側) と診断されたため、2024年8月1日まで乗り運動を休んでおりました。
・2025年8月17日出走時にタイムオーバーとなったため、2025年9月17日まで平地出走制限となりました。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年9月17日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年8月17日（日）　2回新潟8日　5R　3歳未勝利　　ダ1200m（良）
　　　結果13着　　タイム1:15.8（1着馬からのタイム差4.1秒、5着馬からのタイム差3.5秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ミッドウェイファーム（茨城県行方市蔵川）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
8月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）