タンタンドル　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父イスラボニータは、現役時代に東スポ2歳Ｓ(Ｇ3)、共同通信杯(Ｇ3)、皐月賞(Ｇ1)と重賞3連勝でクラシックを制覇。その後も重賞を２勝し、引退レースとなった阪神カップ(Ｇ2)ではレコードタイムで有終の美を飾り、仕上がりの早さと成長力を兼ね備えた競走馬でした。種牡馬としてプルパレイ（ファルコンS）、ヤマニンサルバム（中日新聞杯と新潟大賞典）、コスタボニータ（福島牝馬S）、トゥードジボン（関屋記念）、ヤマニンアルリフラ（北九州記念）らの芝重賞活躍馬を輩出し、ダートでもバトルクライ（オープンクラス3勝、根岸S3着、ユニコーンS3着）など、産駒は芝・ダート、距離の長短を問わず活躍しています。

母は伊1000ギニーG3勝ち馬で、仏G3で2着、北米G3で3着の実績を持ち、産駒にはストロベリームーン（JRA6賞、NST賞-OP・ダ1200ｍ）やアジャストザルート（JRA3勝）、タリエシン（JRA２勝）等の活躍馬がおります。

本馬は2歳5月に左前膝のクリーニング手術を行ったことでデビューが遅れ、初戦の6月8日阪神3歳未勝利（芝1600ｍ）戦では、好位追走から直線も良く粘り、勝ち馬から0.7秒差の8着と既走馬相手に上々のレースでした。2戦目はダートに切り替え、8月10日中京3歳未勝利ダ1400ｍ（牝）戦で僅差の4着となりました。24日の中京3歳未勝利ダ1400ｍ（牝）戦には1番人気で臨みましたが、レース中に鼻出血を発症し12着の結果に終わりました。
今回のレースで「鼻出血による1ヶ月間の出走停止処分」を受けたことで、未勝利戦への出走機会を失ったため、今回のオークションへ上場させて頂く運びとなりました。レース後の検査で肺からの出血も確認されており、暫く時間が必要と思われますが、体調面が回復すれば先行力とダート適性を活かし、地方競馬の舞台で活躍出来る可能性は秘めていると思います。
その他に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、上記を十分にご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握、およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願い申し上げます。

現在以下の状態が見受けられます。
・両前管内側骨瘤
・両前・右トモ古傷


※2025年8月24日の競走中に鼻出血を発症。「鼻出血による出走制限（2025年9月24日まで出走できない）」を受けています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※2025年5月24日の競走にて、下顎部挫創のため出走取消となっています。

※2024年5月9日（2歳時）、右前橈側手根骨遠位剥離骨折を発症。関節鏡手術を実施しています。

※2023年7月27日（1歳時）に右飛節ＯＣＤ除去手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
8月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）