ナムラエミー　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のタワーオブロンドンはレイヴンズパスの産駒で、2019年のスプリンターズS優勝馬。ほかにセントウルS、京王杯スプリングC、京王杯2歳S、アーリントンCを制し、朝日杯FSでも3着に入りました。2021年からスタッドインしており、初年度産駒となるパンジャタワーがNHKマイルC制覇し、ほかに京王杯2歳SとキーンランドCに勝利。アーリントンロウは新潟芝1400mの2歳レコードを塗り替えると小倉2歳Sでも3着、葵S3着のレイピアはその後条件戦を連勝してオープン入り。また地方競馬では岩手のサンカリプソが重賞のサファイア賞に勝ち、スノーミックスは留守杯日高賞で3着に入っています。

いっぽうの母系ですが、母のナムラマミーは1勝。半兄のナムラミックは金沢で3勝後に大井で1勝。2代母のナムラミーティアは函館2歳Sの2着馬で、叔父のナムラアッパレがJRA1勝後に地方競馬で5勝するなど、母のきょうだいは4頭がJRAで勝利。また従兄弟のサンロックンロールは盛岡の重賞・やまびこ賞の勝ち馬です。遡ると4代母のタイキミステリーからは北九州記念を制したトウカイミステリー、大井のハイセイコー記念に勝ち米G1サンタアニタダービーで2着のマンダリンヒーロー、ニュージーランドT3着のナムラビッグタイム、デイリー杯2歳Sと京成杯で2着のドラゴンブーストが出ています。

本馬は2025年2月22日の京都ダート1400m新馬戦でデビューし7着。馬体重は452キロでした。まずまずのスタートから好位グループを見るような位置でレースを進めますが、直線では伸びがなく勝ち馬から2秒1差でのフィニッシュでした。
3月15日の阪神ダート1200m戦では中団を追走したものの、追われてから伸びを欠き14着。1着馬からは3秒4離されていました。
同レース後は右肩の関節炎を発症し休養。治療、調整に時間が掛かり、復帰は8月24日の札幌芝1200mとなりました。中団のイン追走から直線では前との差を詰め5番手まで上がったものの、ラスト伸びを欠き12着。勝ち馬との着差は1秒4でした。
復帰戦で初芝だった前走では問題なく走れていました。もっとも勝ち切れず残りの未勝利戦期間を踏まえ、このたびのオークションへ出品させていただきました。
地方でリスタートして、レースを使いつつ変わり身に期待したいところです。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※信楽牧場（滋賀県甲賀市信楽町神山）に在厩しており、預託料は12,650円/日（税込）です。
9月2日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：奈村 睦弘（インボイス登録あり）