フランシュフック　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

2歳10月に調教中にノドが鳴っていたことが影響して、動き切れないことから、美浦トレーニングセンター内の診療所でノドの検査を受けた結果、安静時、運動時ともに左側の弁の動きが悪いことが認められ、ＪＲＡの獣医師より喉頭片麻痺の診断がくだされました。10月30日にノドの披裂軟骨を外方へと糸で引っ張ることで、通気に必要な広さの気道を維持する喉頭形成術（タイバック手術）を受け、無事終了しています。その後、調整が進められ、デビュー前に調教師は「喉は違和感なく、最後まで普通に走ってきました。手術の効果がうかがえます」と話しています。デビュー戦となる3歳８月の新潟・ダート1800ｍ戦では後方からレースを進め、向正面から徐々に捲っていきましたが、直線では伸びきれず10着でした。レース後、騎手は「返し馬で急に止まるなど、競馬を理解できていない様子でした。４コーナーあたりで苦しくなっていました。まだ体を持て余している印象です。また、大型馬ゆえに暑さも堪えたと思います」と話しています。ブリンカーを着用して臨んだ先週８月30日の新潟・ダート1800ｍ戦では中団につけてレースを進めましたが、最後は一杯になってしまい10着でした。レース後、騎手は「レース間隔がつまっているぶん、腰に疲れがでています。ペースが上がったところで置かれてしまいました。大型馬なので、体がフィットするまでにどうしても時間が必要ですね」と話しています。前走5着以内に入ることができず、未勝利戦への出走が難しくなり、レース内容から１勝クラスではより一層の苦戦を強いられることが予想されることから、ここを限界と判断し、中央競馬を抹消して、オークションに出品することにしました。ここ２戦の内容をみますと、大型馬で体をもて余して動き切れないこともあり、レースにノドが影響しているかどうかは分からないのが現状です。調教を積んでもっと動けるようになれば、クラスが細かく分かれている地方競馬なら活躍の可能性があるかもしれません。新しい環境での活躍に期待します。なお、喉頭片麻痺の症状につきましては、記載内容をご理解のうえ、ご入札ください。ノドの状態につきましては、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。


※2024年10月、安静時3b・運動時3b以上の喉頭片麻痺と診断を受けています。同月30日に喉頭形成術（タイバック手術）を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
9月6日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田 勝己（インボイス登録あり）