アートコレクション　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

アートコレクション (JPN) をご紹介いたします。

父はパイロ (USA) です。昨年度は伏竜S勝ち馬のデリカダがブリーダーズGC (Jpn3) において、オーサムリザルトに次ぐ2着入着。地方競馬においても、ベルピットがホッカイドウ競馬で6勝無敗、重賞5勝と圧倒的なパフォーマンスを披露。今年度も史上初となる帝王賞 (Jpn1) 連覇の偉業を成し遂げ、JBCクラシック (Jpn1) においても2着に好走したメイショウハリオが川崎記念 (Jpn1) を快勝。産駒はダート界を大いに賑わしており、ダート界のトップスタリオンとしての地位を確立しています。

本馬の母ギフトオブアートはJRA競走2勝、おじのソングオブファイアはJRA競走で1勝、その後地方競馬で10勝を上げ、同じくおじのファイアランスはJRAで4勝を上げたオープンクラス入りを果たし、高知競馬に移籍後は高知県知事賞において3着入着の成績を残しております。また、3代母Quality Gift (GB) から広がるファミリーには、2021年のブリーダーズゴールドジュニアＣ勝ち馬で、東京ダービーではアランバローズと0.2秒差の3着入着を果たしたブライトフラッグ、ノーブルダムゼルH (G3) を制したブライトアバンダンス (USA) など、活躍馬が数多く名を連ねております。

本馬は2024年９月29日、中京・ダート1400ｍの2歳新馬戦で初陣を迎えました。スタートこそ速くなかったものの、二の脚を利かせて追い上げ３番手のポジションへ。４コーナーでは外から絶好の手応えで直線に向くと、３着馬との叩き合いに競り勝ち、逃げ馬もかわして２馬身差をつける完勝で見事にデビュー勝ちを収めました。

同年11月３日の2戦目、もちのき賞（京都・ダート1800m）は中団からの競馬となりましたが、直線で異常歩様となったため競走を中止。平地調教再審査を課され、２か月半の間隔を空けて戦列に復帰。2025年１月12日の3戦目はデビュー時と同舞台に出走しました。スタートは鞍上が押して好位につけましたが、４コーナーでいっぱいになり直線で失速。勝ち馬から７秒２差の16着に敗れましたが、競走中に心房細動を発症していたことが判明し、タイムオーバーによる出走制限の適用を除外されています。

その後は2戦を消化し、４戦目（同年3月15日）の１勝クラス（阪神・ダート1400ｍ）で２秒５差の13着、5戦目（同年５月11日）のゆきつばき賞（新潟・芝1200ｍ）は１秒７差の12着と、徐々にタイム差を詰めていた本馬でしたが、現状の能力ではJRA競走において更なる勝利を上げるには時間を要するとの判断に至り、このタイミングでの上場となりました。本馬はキャリアが5戦と経験が浅い現状ながら、2歳時にデビュー勝ちを収めた能力の持ち主です。新天地で更なる鍛錬を積むことで心身ともにさらなる成長を遂げ、活躍して欲しいと願っております。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・2024年11月3日のレース出走時、異常歩様となり競走を中止したため、平地調教再審査となりました。その後、特に脚元に問題は見られませんでした。
・2025年1月12日のレース出走時に心房細動と診断され、タイムオーバーによる出走制限の適用除外になりました。尚、心房細動はレース直後におさまっています。
・2025年5月11日のレース出走後に右橈骨遠位端に不完全骨折が見つかりました。手術は実施せず、保存療法で乗り運動を休んでおります。現在歩様に問題はなく、乗り運動が再開できる状態にあります。
・2025年5月11日のレース出走後、右橈骨遠位端に骨折が見つかったため、事故見舞金11号の受給対象となりました。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ダーレージャパンファーム（北海道沙流郡日高町富川東）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
9月6日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）