ディアマンドロップ　　牝４歳　　※地方競馬　在籍

父のブラックタイドはサンデーサイレンス直仔で、無敗の三冠馬ディープインパクトの1歳年上の全兄。現役時代はスプリングSを制しています。2009年からスタッドインしており、キタサンブラックが菊花賞、春秋の天皇賞、ジャパンC、有馬記念などGⅠ7勝をマーク。さらにカムニャックが今年のオークスを制覇しました。ほかにはマイネルフロストが毎日杯に勝ちダービーでも3着、またテイエムイナズマとタガノエスプレッソがデイリー杯2歳Sに勝利するなどしています。またダートではエブリワンブラックが交流重賞のダイオライト記念で2着、フィールザスマートはジャパンダートダービーで3着に入っています。

いっぽうの母系は、母のマルーンドロップが1勝。半姉のヴェルミセルは4勝をマークしダイヤモンドSで3着、スイートフェンネルは盛岡で2勝。2代母のザラストドロップは3勝。伯父のヒシカツジェームスが4勝、従姉妹にCBC賞に勝ち京成杯オータムH2着のドロップオブライト、従兄弟にはJRA4勝後に地方競馬で6勝し岩手で重賞2勝のプレシャスエースがいます。遡ると4代母のスカーレツトブルーから桜花賞2着のブルーリッジリバー、セントライト記念勝ちのクォークスター、エンプレス杯など交流重賞6勝のトーセンジョウオー、豪G1を2勝のブレイブスマッシュをはじめとする活躍馬が出ています。

本馬は2023年12月10日の中山芝1800m新馬戦デビューし10着。3戦目となった2024年2月24日の小倉芝2000m戦では中団追走から1秒7差の5着。連闘した小倉芝1800m戦では3番手追走から3～4コーナーで仕掛けていき先頭に並びかけたものの、ラストで止まってしまい0秒6差の6着でした。
6戦目からはダートに使われ、8着、6着、9着。8月10日には1勝クラスに格上挑戦して芝2600m戦に出走も1秒5差の8着に敗退。同レース後は盛岡競馬へ移籍しています。
盛岡では10月6日のダート1200m戦から始動し、3番手追走から徐々に前へ進出しゴール前で抜け出して初勝利をマーク。さらに10月22日のダート1400m戦では2番手からレースを進め、ゴール前でハナ差先着して連勝。JARへの再転入要件をクリアしました。
JRA再転入後は1勝クラスを4戦使われるも2ケタ着順が続き、今年2月の小倉戦15着を最後に名古屋競馬へ移籍。名古屋では2戦目となった4月10日の1400m戦で勝利。さらに移籍6戦目となった6月18日の1500m戦でも1着となっています。
もっともB級へクラスが上がってからは1秒5差の10着、1秒5差の3着と着差が詰まらず、9月4日の1400m戦では3～4コーナーから手応えが怪しくなり勝ち馬から2秒5離された7着に敗れています。
レース後の協議の結果、ファンドを解散することになり今回のオークションへ出品いたしました。他場の条件で変わって欲しいところです。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
前走は、いつもより元気がなく、合図を出しても動き切れていない感じで、おそらく暑さによるもので状態面の影響も少なからずあったように思います。転入後コンスタントに使ってきたことによる疲れも出てきたかもしれません。（名古屋競馬・安部幸夫調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・安部幸夫厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
9月9日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）