ウーバーミッション　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ノーブルミッションは14戦全勝の怪物フランケルの全弟として英国で生産、調教され、英仏愛G1を3勝し、2014年欧州最優秀古牡馬のタイトルを獲得しました。英チャンピオンSにおいて有終の美を飾っての種牡馬入りは奇しくもフランケルと同じ蹄跡で、待望の初年度産駒は2018年よりデビュー。これまでにCode of Honor（トラヴァーズS、ジョッキークラブゴールドC）やNobals（BCターフスプリント）が米G1を制しています。そして日本で供用をスタートして2024年より本邦初年度産駒がデビューを迎え、9月に中山芝2000mの新馬戦でハードワーカーがJRA初勝利。他の産駒も3歳を迎えて続々と勝利を挙げ、中央・地方合わせて26頭が勝ち上がり、セカンドクロップからも勝ち馬が出ています。

母系に関しては、3代母ビューチフルロマンが根岸S3着、4代母ビクトリアクラウンがエリザベス女王杯勝ちの実績馬。伯父にセイコーサンデー（目黒記念3着）がいる他、近親にアルトップラン（東海S3着）、カチューシャ（スパーキングレディーC2着）がいます。母エンゼルジョーカーは笠松3勝、園田1勝。デビューした他のきょうだいは半兄アスタリスクがJRAダート3勝、高知2勝、カガヒーローが佐賀1勝、アスカノダイチがJRAダート2勝、カシノルシーダが浦和、佐賀で各1勝と、7頭中4頭が勝ち上がっています。

2023年の北海道サマーセール出身（385万円）の本馬は、今年2月16日の東京ダート1600mで馬体重436㎏でデビュー。スタートを決めて16頭立ての5番手を追走しましたが、4コーナーで手応えが劣勢になると直線も伸び切れず、勝ち馬から4秒1差の14着に敗れてしまいます。3カ月後の東京ダート1400mで16頭立ての12着（3秒0差）に敗れた後は芝に転戦しましたが、大きな進境は見られず、東京芝1600mで14頭立ての8着（1秒1差）、新潟芝1400mで17頭立ての13着（1秒0差）。1カ月あけての前走は先週9月2日の盛岡の交流戦（芝1700m）に馬体重433㎏で臨み、12頭立ての大外枠から後方5番手を追走しましたが、直線で伸びを欠いて2秒7差の8着に終わっています。

現状はスピード、体力不足が否めません。地方で使いつつ力を付けてくれれば、勝ち上がりも見えてくるのではないでしょうか。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※グロースフィールド（茨城県稲敷郡阿見町福田・阿見TC内）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
9月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：原 昌久