メイショウハヤセ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のロジャーバローズはディープインパクト産駒で、2019年のダービーをレースレコードで勝利。残念ながら3歳夏に屈腱炎を発症して現役引退し、翌2020年からスタッドインしています。初年度産駒のオーキッドロマンスが2歳オープン特別のカンナSと古馬混合のリステッド競走であるパラダイスSに勝利しファルコンSで2着、京王杯2歳Ｓでは3着と重賞でも好走。ほかにオメガウインクがJRA3勝クラスに在籍中です。また地方競馬では岩手のマルケイロジャーが盛岡の重賞・若駒賞で3着、佐賀のルチルは重賞のカペラ賞で3着に入っており、産駒は芝とダートの双方で走っています。

いっぽうの母系ですが、母のヴィヴァマリアンヌは未勝利。半姉のマオノソプデトは笠松で3勝後に川崎で1勝。伯父のメイショウギガースが5勝、トップフライアーは4勝、伯母のメイショウフレイヤはJRA1勝後に金沢で4勝をマーク。遡ると3代母シルバージョイの仔に菊花賞を制しジャパンC2着のオウケンブルースリがいます。また5代母のマートルウッドラスからはBCターフなど米G1を3勝のチーフベアハート、ハリウッドダービー馬のイクスプローシヴレッド、ランカシャーオークスなど英重賞を2勝しG1ヨークシャーオークス2着のセイクレドソングをはじめとする活躍馬が輩出されています。

本馬は2023年の北海道セプテンバーセールで407万円にて取引されています。
2025年3月22日の阪神ダート1400m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は430キロでした。ダッシュが付かず最後方からのレースとなり、3～4コーナーからは1頭置かれる展開。ラストでバテた馬を交わし15頭立ての13着。勝ち馬からは2秒2でした。
4月26日の京都では芝1200m戦に出走。ゲートで出遅れて後方2頭目からの追走となりますが、勝負処から出走メンバー中最速の上がり3ハロンをマークして1着馬から1秒0差の10着まで追い上げています。
その後は休養を挟み7月6日の小倉芝1200m戦で復帰。後方3頭目からインを突いて徐々に前との差をつめ0秒7差の8着。上がり3ハロンタイムはメンバー中2位でした。8月3日の中京芝1600m戦では最後方の位置取りとなり、出走メンバー最速の上がり3ハロンで差を詰めるも0秒8差の9着。さらに中1週の同距離戦ではスタートが改善し8番手からレースを進め、直線で差を詰め勝ち馬から0秒4差の7着でした。
そして9月6日の阪神では1勝クラスの芝1600m戦に格上挑戦したものの、切れ味の差が出てしまい4番手追走から2秒0差の9着に敗れています。
成長途上の感もあり、地方でレースを使いつつ力を付けていくのがこの馬にとっていいとの判断から、このたびのオークションへ出品いたしました。
上がり最速を2度経験するなど非凡なところもあり、使いつつの変わり身に期待です。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※現在両トモに皮膚病が見受けられます。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
9月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本 好雄（インボイス登録あり）