マハーギータ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

マハーギータをご紹介いたします。

父はバゴ (FR) です。現役時代は凱旋門賞を含むG1競走5勝の成績を収め、日本で種牡馬入りを果たしました。初年度産駒から菊花賞 (G1) を制したビッグウィーク、フラワーC (G3) 勝ち馬のオウケンサクラが輩出。その後も数々の活躍馬を送り出し、2020年にはクロノジェネシスが春秋グランプリ連覇を達成、トータルクラリティが新潟２歳S (G3) を制するなど、産駒は近年も活躍を続けています。

母リリックドラマはJRA芝中距離競走において4勝を上げ、重賞にも駒を進めた実力馬です。本馬のおじには京成杯 (G3) タイム差無しの2着入着を果たし、皐月賞でも4着に好走したデボネア、中山グランドジャンプ (J・G1) において2着入着を果たしたネビーイームがおり、3代母Velvet Moon (IRE) から広がるファミリーには、ドバイワールドC (G1) 勝ち馬のムーンバラッド (IRE) など、多くの活躍馬が名を連ねます。

本馬は2025年3月29日、中山・ダート1200mの未勝利戦でデビューを迎えました。既走馬相手と厳しいレースとなりましたが、13番手あたりで4コーナーを回ると、最後までジリジリと末脚を伸ばし、勝ち馬と2秒3差の9着でゴール。その後、0秒6差に負かした11着馬を含む4頭が勝ち上がりを決めており、不利なレースながらに本馬も水準以上の走りを披露しました。

約3か月の休養の後、2025年7月5日、福島・芝1200m戦に出走した本馬は、スタートからダッシュを効かせて7番手を確保。直線では長く良い脚を伸ばして0秒6差の3着入着を果たしました。続く7月19日の同条件戦ではスタートで前目のポジションが取れず、直線でも末脚は不発に終わり1秒6差の14着に敗れましたが、次戦の8月30日、新潟・芝1400m戦では1７番手と後方から、上がりタイム最速タイの末脚で追い込み、勝ち馬と0秒8差の6着。今後の更なる上昇に期待がかかる本馬でしたが、未勝利戦の終了期限を考慮し、このタイミングで新たな活躍の場を求めての上場となりました。

本馬はデビューが遅く、キャリアは僅か4戦で、レースを使うごとに体重を減らす等、心身ともに幼さを残す現状です。しかしながら2戦目には3着入着を果たすなど、メンバー上位の走りを見せてくれておりましたので、新天地で更なる鍛錬を積み、活躍して欲しいと願うばかりです。また、上述の通りの血統背景の持ち主ですので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
9月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）