エコロマーベリック　　セン５歳　　※中央競馬　登録抹消

父ハーツクライは国内で唯一ディープインパクトに土をつけた有馬記念、ノーステッキで後続を突き放したドバイシーマクラシックと国内外のG1を2勝。種牡馬入り後は日本が誇るトップサイアーの一頭として、ジャスタウェイ（ドバイデューティフリーなどG1通算3勝）、ヌーヴォレコルト（オークス）、ワンアンドオンリー（日本ダービー）、アドマイヤラクティ（コーフィールドC）、シュヴァルグラン（ジャパンC）、タイムフライヤー（ホープフルS）、スワーヴリチャード（ジャパンC、大阪杯）、Yoshida（ウッドワードSなど米G1通算2勝）、リスグラシュー（有馬記念、コックスプレートなどG1通算4勝）、サリオス（朝日杯FS）など、国内外を問わずG1ホースが続々と輩出。現役馬では日本ダービーなどG1・3勝のドウデュース、ジャパンダートダービー馬ノットゥルノを筆頭にヒシイグアス（重賞3勝、香港C、宝塚記念ともに2着）やダノンベルーガ（共同通信杯、ドバイターフ2着、天皇賞・秋3着）などが躍動しています。

母系に関しては、4代母La Reine Elaineが米G3ギャロレットH勝ち、母スターシップトラッフルズが米G1プリンセスルーニーH勝ちの実績馬。デビューした他のきょうだいは半兄スペースクラフトがJRAダート3勝、盛岡4勝、ディープグラビティがJRAダート1勝、半姉スターリングワースがJRAダート2勝と、4頭中3頭が勝ち上がっています。

2020年のセレクトセール出身（1億4850万円）の本馬は、美浦・加藤征弘厩舎から2022年10月9日の東京芝2000mで馬体重496㎏でデビュー。出遅れて15頭立ての後方2～3番手追走となると、直線も伸び切れず、勝ち馬から2秒8差の13着に敗れてしまいます。以降はダートにも試みながら3戦して6、13、8着と結果が伴いませんでしたが、3歳2月に距離を延ばして東京芝2400mに臨むと、18頭立ての2番手から直線で一旦は先頭に立って0秒4差の4着に善戦。距離短縮の芝2戦で14、8着を経て、再び東京芝2400mに戻った5月の一戦では、12頭立ての後方5番手から向こう正面で2番手まで押し上げ、先頭をうかがった直線で一旦は外の後続に前に出られたものの、追い比べで盛り返してアタマ差で初勝利を収めます。昇級後は芝2400～2500mを中心に走りましたが、5戦して6着が最高。2024年10月6日の萬代橋特別（新潟芝2400m）で16頭立ての14着（2秒4差）に敗れたのを機に障害へ転戦、併せて転厩となります。

今の美浦・岩戸孝樹厩舎での初戦は今年2月22日の小倉障害未勝利（芝2860m）。11頭立ての大外枠から最後方を進み、中盤から押し上げて好位集団に取り付くと、3番手で迎えた直線で3頭横並びで最終障害を飛越し、追い比べの末に2頭同着で見事、障害初戦を勝利で収めます。以降はなかなか上位争いに加われず、5戦して7着が最高。前走は先週9月13日の清秋ジャンプS（中山芝3210m）に馬体重502㎏で臨み、13頭立ての最下位（7秒7差）に終わっています。

気持ちの面で走る気が感じられなくなってきています。現状を踏まえ、頭数整理のためオークション出品となりました。地方の環境に変わり、リスタートへ期待を持って送り出します。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2023年5月20日の競走で右橈骨遠位端骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6カ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。クリーニング手術を実施しています。

※2024年5月29日に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
9月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）