プレストバローズ　　セン６歳　　※地方競馬　在籍

父ドレフォンは米国で生産、調教され、主に短距離路線で活躍。重賞初挑戦となった3歳時のキングズビショップSでG1初勝利を飾ると、続くBCスプリントも完勝。2016年のエクリプス賞最優秀短距離馬に選出されました。4歳時はフォアゴーSで3度目のG1制覇を果たし、連覇を狙ったBCスプリントではロイエイチの6着に敗れて引退。社台グループが購入し、翌年から日本で種付けを行っています。2021年にデビューした初年度産駒は絶好調で、白毛のハイアムズビーチが6月の東京で新馬勝ちして産駒のJRA初勝利を飾ると、その後も続々と勝ち上がり、東京芝1800mで新馬勝ちしたジオグリフは札幌2歳Sに優勝し、翌年は皐月賞を制覇。早くもG1ホースが誕生しました。芝重賞だけでなく、コンシリエーレ、タイセイドレフォン、アンデスビエント、ミッキーファイトなどがダート重賞で活躍。芝、ダートまんべんなく勝ち上がっており、距離の融通性も高く、評価が急上昇している種牡馬です。

母系を見ますと、半姉に中山牝馬S、福島牝馬Sを制したフェアリーポルカ、半兄には中山金杯2着のココロノトウダイがおり、母フェアリーダンスはJRAで2着が最高でしたが、その半姉にはエリザベス女王杯などを制したトゥザヴィクトリーやクイーン賞を勝ったビーポジティブ、半兄には芝、ダートで重賞を勝ったサイレントディールがいます。いとこにも重賞5勝のトゥザグローリー、皐月賞、有馬記念2着のトゥザワールド、ジャパンC、宝塚記念2着のデニムアンドルビーなど一流馬がズラリ。日本を代表する名牝系として発展を続けています。

本馬は2020年のセレクトセールで5500万円の値が付き、22年1月10日に中京ダート1800mの3歳新馬戦でデビュー。3番人気に支持されましたが、のちの重賞活躍馬ハピから5秒以上離された13着。間隔をあけて挑んだ4月の2戦目も結果が出せずにJRAの登録は抹消。門別へ移籍しました。
5月には転入初戦を迎え、1200mの条件戦に出走。1番人気に支持されると、2番手からメンバー最速の上がりタイムをマークして抜け出し、3馬身差で快勝。素質の高さを示してくれました。その後は少し足踏みしましたが、10月に同距離のC3戦で2勝目をマークし、この一戦を最後に大井へ移籍しています。
11月に1200mの3歳条件戦で転入初戦を迎え、8番手からメンバー最速の上がりタイムをマークして差し切り、いきなり南関東での初勝利をマーク。この一戦で3歳シーズンは終了し、ひと息入れました。
4歳時は2戦目に1200mのC2戦で白星を挙げると、その後も安定した走りを続け、10月には1400mのC1戦でも勝利。8戦2勝、2着4回、3着1回と充実した走りを見せてくれました。
5歳時はやや成績にムラがあり、5月の一戦のあとサタデーオークションで落札し、福永敏厩舎から福田真広厩舎へ転厩。このタイミングで去勢手術を実施し、復帰後には1200mのC2戦で白星を挙げてくれました。6歳となった今年もC2で2着、3着が1回ずつあり、力が通用していないわけではありませんが、頭数整理の意味合いもあって今回のオークション出品となります。
もともと530kgを超える大型馬で、去勢後も体がしぼむようなことはなく、パワフルな走りができています。今後も息長く走ってくれると思いますし、新たなオーナー様の下で血統の良さが出てほしいと期待しております。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
レース翌日、常歩・速歩の歩様に乱れなく脚元の腫れ等ありませんでした。オークション出品にあたり両前肢のレントゲン、エコー検査を行っております。ご確認お願いいたします。（大井競馬小林・福田真広調教師）


※レントゲン写真はこちらからご確認ください。
https://sites.google.com/view/simplified-auctionpage/repository_prestobarows

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※2024年5月28日に去勢手術を実施しています。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
9月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：加藤 剛也