ナスティウェザー　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

ナスティウェザーをご紹介いたします。

父はパイロ (USA) です。昨年度は伏竜S勝ち馬のデリカダがブリーダーズGC (Jpn3) において、オーサムリザルトに次ぐ2着入着。地方競馬においても、ベルピットがホッカイドウ競馬で6勝無敗、重賞5勝と圧倒的なパフォーマンスを披露。今年度も史上初となる帝王賞 (Jpn1) 連覇の偉業を成し遂げ、JBCクラシック (Jpn1) においても2着に好走したメイショウハリオが川崎記念 (Jpn1) を快勝。産駒はダート界を大いに賑わしており、ダート界のトップスタリオンとしての地位を確立しています。

本馬のきょうだいにはJRA競走で２勝を挙げたのち、地方競馬での獲得賞金が2000万円を突破したフレイムウィングス、JRA競走の3勝クラスにて2着入着の実績馬スカーレットスカイ、JRA競走で勝ち上がり、地方競馬に移籍後は金沢の百万石賞 (重賞) 3着入着を果たしたウェザーコック、JRAダート競走において4戦3勝のベンヌがいるほか、おじには新潟2歳S (G3) で2着入着を果たし、夢見月S (オープン) を制したノウレッジ、JRA競走3勝のプロスパラスデイズとエンダウメント、おばにはJRA競走において4勝を挙げ、レパードS (G3)、TCK女王盃 (Jpn3) で3着に好走したブランクチェックなど、非常に多数の活躍馬を抱えるファミリーの出身となっております。

本馬は2023年7月1日、函館・ダート1000mの2歳新馬戦で初出走を迎えました。好スタートを決めてハナを奪うと、直線では上がりタイム最速の末脚で後続を振り切り、後続に4馬身差を付け見事デビュー勝ちを収めました。その後、函館2歳S (G3) に挑戦した本馬は、その次走の9月30日、ヤマボウシ賞 (1勝クラス・阪神・ダート1400m) において、その後3度の重賞入着を果たしているサトノフェニックスとクビ差の2着に敗れましたが、10月22日のなでしこ賞 (1勝クラス・京都・ダート1400m) では最内枠からスタート後の加速がつかず、最後方からの競馬となるも、直線ではスムーズに外に持ち出されるとまたしても上がりタイム最速の末脚で2着馬との追い比べを制し、2勝目を上げました。

次走の全日本2歳優駿 (Jpn1) ではフォーエバーヤングの4着、オープン競走の昇竜SとバイオレットSでは3着と好走した本馬は、2024年6月15日の立川特別 (2勝クラス・東京・ダート1400m) において、4、5番手の好位からレースを進めると、直線では抜群の手応えで進出して上がりタイム最速をマークし、2着馬に3馬身半差を付ける完勝。12月15日のサリオスカップ (3勝クラス・京都・ダート1400m) では、最内枠からまずまずのスタートを決め、徐々に3番手まで押し上げながら直線を迎えると鋭く抜け出し、最後は後続に2馬身差を付け優勝。見事にオープンクラス入りを果たしました。

その後は、今年に入り3走を消化しましたが、タイム差は全て1秒差以内とそこまで離されていないものの、6着、6着、10着と上位争いに加われないレースが続いたため、この度、新たな活躍の場を求めての上場となりました。ファミリーにはダート、そして地方競馬で実績を残した馬も多く、本馬もオープンクラスまで勝ち上がった実力馬ですので、新天地で更なる鍛錬を積み、活躍して欲しいと願うばかりです。

なお、本馬の現状は、以下の通りです。

・2025年10月9日の追い切り時に鼻出血 (グレード3) を発症しています。
・2025年９月下旬に負った右後肢繋部外側の打撲による腫脹があり、レントゲン上では骨膜反応が認められますが、
疼痛や跛行は呈しておらず今後のレースへ向けては支障ありません。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ミッドウェイファーム（茨城県行方市蔵川）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
10月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）