オルファリオン　Orpharion　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父Midnight LuteはReal Quietの代表産駒で、BCスプリントを連覇するなど世界的チャンピオンスプリンターとして名を馳せました。一方、母系は欧米でG1、重賞ウィナーをコンスタントに輩出する優秀なファミリー。中でも母の半弟、本馬のおじにあたるEddingtonは米G1・ピムリコスペシャルHの覇者。米3冠レースのプリークネスSでも3着と好走し、種牡馬としても重賞ウィナーを送り出しています。
本馬はアメリカ生まれの外国産馬。2歳8月にJRAでデビューを迎え、以降はコンスタントに出走を重ねてきました。5戦目の中山ダート1800mの未勝利戦で、勝ち馬からコンマ4秒差の3着と好走。その後も幾度となく入着を果たしています。スーパー未勝利戦終了後には障害にもチャレンジ。12月の中京戦を最後に南関東・浦和競馬の現厩舎へ移籍してJRAへの再登録を目指してきました。転入初戦で4着、3戦目となった2走前は2着と好走したものの、前走の内容やこれまでの戦歴、経緯を考慮して関係者と協議した結果、ファンドを解散して今回のサラブレッドオークションに出品することとなった次第です。
JRA時代にジョッキーから喉の異音を指摘されたことがありましたが、南関東へ移籍してからはほとんど気になりません。大きな怪我や故障もなく18戦のキャリアを積み重ねてきただけに、数を使いたいオーナー様にはうってつけの1頭と言えるでしょう。530kg台の雄大な馬格、JRA時代の実績からも能力はあるはず。きっかけひとつで変わり身を見せても何ら不思議はないと思います。
なお、現状で気になる疾病や悪癖は特にございませんが、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
連闘をかけた2走前のレース後、馬場が悪かったこともあって反動が出たものの、これまで大きな故障などはなかったように体は丈夫ですね。喉に関しては転入当初に若干鳴っていた程度で、今は調教でもレースでも気になりません。追い切り後に獣医に診せても『問題ない』という診断でしたからね。まだトモが甘いのでスタートが不安定ですし、切れる脚がなく、大トビで器用さにも欠けるので色々と注文は付きますが、力はあると思うので要はきっかけひとつ。相手関係を含めて条件の合う競馬場への移籍が叶えば、もっとやれていいと思います。（浦和競馬・水野貴史調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※浦和競馬野田トレーニングセンター・水野貴史厩舎（埼玉県さいたま市緑区上野田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください
4月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ノルマンディーサラブレッドレーシング