ワイドライジング　Wide Rising　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

G1を7勝、引退レースとなった昨年の有馬記念を鮮やかに逃げ切ったのも記憶に新しいキタサンブラックを送り出し、すっかり人気種牡馬となったブラックタイドの産駒です。タガノエスプレッソ、テイエムイナズマ、ライジングリーズンなど芝の重賞勝ち馬を量産する一方、ジャパンダートダービー3着の実績があるフィールザスマートや、昨年の鎌倉記念を勝ち、今年の羽田盃でも勝ち馬と1馬身差の2着に健闘したリコーワルサーなど、地方競馬の舞台で活躍している産駒が多いことも特徴の1つです。母系に目を向けると、ホッカイドウ競馬で18勝をマークし、10歳となった現在も現役で活躍中のコスモアジルや、ジャパンダートダービー2着のメイショウアームなど、地方競馬での活躍馬をコンスタントに送り出している牝系です。
本馬は1歳11月に疝痛を起こし、開腹手術をおこないました。全体的な体質の弱さも影響して、デビューを迎えたのは3歳5月。太めだった馬体も前走で絞れ、だいぶ体ができあがってきた印象でしたし、調教やレースでも前向きさが出て、ようやく軌道に乗ってきたところ。ここまで芝の中長距離を使っていますが、先述したように前向きさが出てきたことと、母ワイドロスメルタが短距離戦で良績を残していることからも、もう少し短い距離の方がいいのかもしれません。いずれにしても、本当に良くなるのはこれから。ダートの適性は未知数も、きっかけひとつでガラッと変わっても何ら不思議はないでしょう。
なお現在、左前管骨内側上部に骨瘤がありますが、痛みはありません。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2018年6月26日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2018年5月26日（土）　3回京都11日　5R　3歳未勝利　　芝2000m（良）
　　　結果16着　　タイム2:07.8（1着馬からのタイム差7.0秒、5着馬からのタイム差6.5秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※2016年11月（1歳時）に疝痛を発症し、開腹手術を実施しています。大腸のねじれを元に戻す手術で、腸の切除はおこなっていません。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は6100円/日（税抜）です。
6月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：幅田　京子