エイシンテキサス　Eishin Texas　　牡　８歳　　※地方競馬　在籍

父Speightstownは2004年のBCスプリントを制するなど、現役時代は豊富なスピードを武器に活躍。種牡馬となってからも海外でG1馬を多数輩出しており、全日本2歳優駿を制したリエノテソーロや、クラスターCの覇者ドスライスなどの活躍で日本でも既におなじみです。母系に目を向けると、曽祖母のFamily StyleはアメリカでG1を4勝した名牝。ブラックタイプを更に紐解くと、Lost Kitty（米G1・デルマーフュチュリティ）、Sovereign Kitty（米G2・コティリオンH）など重賞勝ち馬、入着馬の名前が多数浮かび上がります。
本馬は3歳2月にJRAでデビュー。新馬戦では2着馬に5馬身差を付けて鮮やかに逃げ切り、初陣を勝利で飾っています。JRAでは新潟直線1000mの邁進特別を含む3勝をマーク。5歳8月のレースを最後に園田競馬へ移籍しました。転入初戦で実績馬エルウェーオージャを負かして勝利するなど2勝を挙げた後、南関東・船橋へ移籍。B1クラスで2着、3着と好走するなど通用の力は見せていました。その後、サラブレッドオークションで落札。同じ船橋競馬の別の厩舎に転厩して続戦しましたが、思うような結果が出なかったため佐賀競馬へ移籍。
8歳となった今年になって調子を上げ、佐賀で2勝した後に遠征した古巣園田の重賞・園田FCスプリントで同着ながら重賞初制覇を飾りました。7月25日（水）におこなわれる習志野きらっとスプリント（今年からS2に格上げ、1着賞金2100万円）への優先出走権を手にしましたが、1歳馬購入の予定があり、現所有頭数を整理したいという意向もあって今回のサラブレッドオークションへ出品の運びとなった次第です。
所有者が移転して厩舎が替わっても習志野きらっとスプリントへの優先出走が可能ですし、盛岡には10月にはハーベストC、OROターフスプリントと2つの芝短距離重賞が組まれていることからも、その豊富なスピードを武器に新天地でもうひと花、ふた花咲かせる可能性は十分。移籍先での更なる活躍を期待しています。
なお、2017年7月の調教中に鼻出血（運動誘発性）を発症しており、その後も数回、少量ながら鼻出血が確認されています。また、もともとですがコトコトした歩様で硬い面があります。その辺をご理解いただいたうえで入札してください。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
昨年7月の調教中に鼻出血を発症し、その後も少量ですが数回、鼻出血を確認しています。それでも今年に入ってからは成績が安定し、遂には園田で重賞を勝ってくれました。できれば引き続き預託させていただき、習志野きらっとスプリントに挑戦したかった…というのが本音ではあります。いずれにしても年齢を感じさせないくらい馬は充実しているので、今後もまだまだ活躍できるのではないでしょうか。なお、7月12日（木）が習志野きらっとスプリント最終申込の締切日。出走するには12日までに所有者変更と馬体審査を済ませ、なおかつ在厩している必要があります。これが全て満たしていないと優先出走権が消滅してしまうのでご注意ください。（佐賀競馬・東眞市調教師）


※2017年7月の調教中に鼻出血（運動誘発性肺出血）を発症。その後にも数回、少量の鼻出血が確認されています。

※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※佐賀競馬場・東眞市厩舎（佐賀県鳥栖市江島町字西谷）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
7月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：廣松　金次